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女子テニスツアーのストラスブール国際（フランス/ストラスブール、賞金総額/２２万ユーロ、クレー）は２３日、シングルス２回戦８試合が行われ、森田あゆみ（日本）はＶ・ラッツァーノ（フランス）に6-1, 6-3のストレートで勝利、ベスト８に進出した。

元世界ランク１６位のラッツァーノに対し、森田は第１セットを３度のブレークで先制すると、第２セットでは２度のブレークに成功、１時間１９分で勝利、ツアー大会では２月のクアラルンプール大会以来となるベスト８入りを決めた。

２００９年には今大会でベスト４に進出している森田は、準々決勝でＳ・スティーブンス（アメリカ）と対戦する。世界ランク７９位のスティーブンスは、Ｔ・バボス（ハンガリー）を6-2, 3-6, 6-3のフルセットで下し、ベスト８入りを決めている。

今大会で３度の優勝を経験している第４シードのＡ・メディーナ=ガリゲス（スペイン）は、謝淑薇（台湾）を7-6 (11-9), 7-6 (7-2)のストレートで下し、ベスト８入りを果たしている。

第１セットでは４本のセットポイントが必要だったメディーナ=ガリゲスは、第２セットでは２度のブレークを許し２－５の劣勢からの逆転で勝利している。

第２シードのＦ・スキアボーネ（イタリア）は、予選から勝ち上がってきたＭ・ルチッチ（クロアチア）に6-1, 6-2とちょうど１時間で快勝、これまでの不調を払しょくするかのように勝ち星を重ねている。

今シーズンの開幕戦であるブリスベン大会以来となるベスト８進出となったスキアボーネは「携帯の電源をつけたら、友人から３０通くらいのメールがありました。地元に帰って彼らと食事をすると、私が悲しそうに見えたそうです。今は、もっと勝てるようにメッセージを送ってくれます。」と、復調についてコメントしている。

この他の試合の結果は以下の通り。

Ｊ・ラーソン（スウェーデン） ○-× Ｔ・パスゼック（オーストリア） (8), 6-2, 6-0
Ａ・パノワ（ロシア） ○-× Ｌ・フラデカ（チェコ共和国）, 6-3, 4-6, 6-3
Ａ・コルネ（フランス） ○-× Ｓ・ペア（イスラエル）, 4-6, 6-4, 6-0
Ｐ・パルメンティエ（フランス） ○-× Ｓ・フォレッツ（フランス）, 3-6, 6-2, 6-3

今大会の優勝賞金は３万７０００ドル。