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女子テニスツアーのe-Boksオープン（デンマーク/コペンハーゲン、賞金総額２２万ドル、ハード）は１２日、シングルス２回戦４試合が行われ、第１シードのＣ・ウォズニアキ（デンマーク）がＰ・パルメンティエ（フランス）に6-2, 6-1のストレートで快勝、ベスト８に進出した。

準々決勝では元世界ランク１１位のＡ・コルネ（フランス）と対戦するウォズニアキは「前の試合と比べると、このサーフェスに慣れてきましたし、間違いなく違いがありました。１回戦とはとても違いました。」と、自らのパフォーマンスについてコメントしている。

この日の試合で世界ランク６位のウォズニアキは、第１セットで２度、第２セットでは３度のブレークに成功すると、試合を通して１本もブレークピンチに直面することない盤石の展開で勝利、わずか６７分で勝利を収めている。

今大会では初開催となった２０１０年から１２連勝としたウォズニアキは、大会３連覇を目指す。

「デンマークのファンの前でプレーすることを楽しんでいますし、明日の試合も楽しみです。自分が優勝候補かどうかは分かりません。ドローには良い選手が揃っていますし、１試合ずつ集中するだけです。」

世界ランク１５位で第２シードのＡ・クルベール（ドイツ）はこの日、世界ランク７３位のＡ・クルベールと対戦。第１セットを落としたものの4-6, 6-3, 6-3の逆転で勝利し、ベスト８進出を果たしている。

元世界ランク１位で第３シードのＪ・ヤンコビッチ（セルビア）は、主催者推薦で出場のＹ・プティンツェバに6-3, 6-1のストレートで快勝している。

「今日は本当に良いプレーだったと思います。」とヤンコビッチ。「簡単な試合ではありませんでしたが、次の試合に勝ち進めて満足しています。コート上でも気分が良かったですし、良い形でボールを打てました。」

残る１試合では、ノーシードのＢ・ヨバノフスキ（セルビア）が第４シードのＭ・ニクルスク（ルーマニア）を6-7 (6-8), 6-4, 6-1の逆転で破る番狂わせが起きている。

第１セットのタイブレークでは６－３と３本ものセットポイントがあったものの、セットを取りきれなかったヨバノフスキだったが、第２セット以降はニクルスクに１度もブレークを許さぬプレーを展開、２時間３２分で準々決勝に進出した。

昨年の７月以来となるツアー大会でのベスト８入りを果たしたヨバノフスキは「今はとても疲れています。とてもタフな試合でしたが、勝つことができて満足です。ニクルスクはタフな対戦相手でしたが、自分のプレーにとても満足しています。」と、試合後にコメントしている。

今大会の優勝賞金はシングルスは３万７０００ドル。