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男子テニスツアーのウィンストン・セーラム・オープン(アメリカ/ウィンストン・セーラム、賞金総額55万3125ドル、ハード)は22日、シングルス2回戦2試合が行われ、ノーシードのI・アンドレエフ(ロシア)が第2シードのJ・メルツァー(オーストリア)を7-5, 6-3で破る番狂わせで3回戦に進出した。
世界ランク17位のメルツァーはこの日、時に時速200kmを超えるアンドレエフのサーブに苦しめられると、同79位のアンドレエフに試合を通して3度のブレークを許した。
もう一方の2回戦では、第8シードのM・バグダティス(キプロス)が地元勢のR・スウィーティング(アメリカ)に7-5, 6-1で勝利、順当に3回戦に進出している。第1シードのA・ロディック(アメリカ)を含む、今大会の上位16シード選手は1回戦が免除されている。
初戦となった2回戦に勝利したバグダティスは「解決策を見つけて勝つことが出来ました。最も大切なことです。」と、自らのパフォーマンスについてコメントしている。
この日はシングルス1回戦11試合も行われており、主催者推薦で出場のL・ヒューイット(オーストラリア)がB・カブチッチ(スロベニア)に4-6, 6-7 (3-7)のストレートで敗退、早くも大会を去る結果に終っている。
前週に出場していた大会のスケジュールの都合上、今大会に会場入りしたのは月曜日の午前3時だった24歳のカブチッチは「僕が倒した選手の中で最高の選手です。フォアハンドで攻めることを心がけましたし、もう少し出来ると思います。」と、元王者であるヒューイットからの勝利を喜んだ。
2001年のUSオープン覇者である30歳のヒューイットは、負傷した足の調子が思わしくなかったとしながらも、カブチッチのプレーが上回っていたことを認めた。
「彼には明らかな弱点はありませんでした。彼のサーブは少し不安定でしたが、ブレークポイントになると良いファーストサーブを決めてきました。」
今大会の予選を突破した錦織圭(日本)は、G・ミュラー(ルクセンブルグ)に26本ものサービスエースを決められたものの、1-6, 6-4, 7-6 (7-5)の逆転で勝利、2回戦に進出している。
この他のシングルス1回戦の結果は以下の通り。
J・ベネトー(フランス) ○-× R・メロ(ブラジル), 6-1, 6-3
M・ラッセル(アメリカ) ○-× A・マンナリノ(フランス), 6-4, 6-7 (3-7), 6-2
R・ハリソン(アメリカ) ○-× V・ハネスク(ルーマニア), 1-6, 6-3, 6-4
E・ロジェ=ヴァセラン(フランス) ○-× L・ロソル(チェコ共和国), 7-6 (7-5), 2-6, 7-6 (7-4)
C・ベルロク(アルゼンチン) ○-× A・ハイデル=マウアー(オーストリア), 7-5, 4-1, 途中棄権
S・ダルシス(ベルギー) ○-× F・ジル(ポルトガル), 3-6, 6-3, 6-4
D・セラ(イスラエル) ○-× F・ボランドリ(イタリア), 6-3, 6-2
D・イストミン(ウズベキスタン) ○-× M・バッヒンガー(ドイツ), 7-6 (7-1), 6-1
A・ゴルベフ(カザフスタン) ○-× M・ゴンザレス, 6-2, 4-6, 6-4
今大会の優勝賞金は7万4630ドル。
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