HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
男子テニスツアーのファーマーズ・クラシック(アメリカ/ロス・アンゼルス、賞金総額61万9500ドル、ハード)は25日から始まり、シングルス1回戦3試合が行われ、この日唯一登場したシード選手である第6シードのD・ツルスノフ(ロシア)が敗れる波乱に見舞われた。その金星を飾ったのはM・ラッセル(アメリカ)で、ツルスノフを6-7 (5-7), 6-0, 6-2の逆転で下した。
第1セットをタイブレークの接戦の末奪ったツルスノフだったが、第2セットは全く集中できず1ゲームも奪えないままラッセルに取り返されてしい、セットオールとされる。勝敗を決めるファイナル・セットでも序盤でブレークを許してしまったツルスノフは調子を取り戻せず、ラッセルのサーブを1度ブレークするのが精一杯で、自身のサーブでも3回のブレークを許し1時間51分で敗退。早くも大会を去る結果となった。
ラッセルはR・ハリソン(アメリカ)とR・ベランキス(リトアニア)(リトアニア)の勝者と2回戦で対戦する。
その他の試合では、ルー・イェンスン(台湾)が主催者推薦のR・ジネプリ(アメリカ)を6-4, 7-5で、R・スウィーティング(アメリカ)がS・デウバーマン(インド)を6-4, 7-6 (8-6)といずれもストレートで倒して2回戦進出を決めた。
世界ランク76位のルーは、昨年事故で左腕の手術を余儀なくされてツアー離脱していたジネプリから、第1セットでは1度、第2セットでも2度のブレークを奪った。自身のサービスゲームでは70%の確率でポイントを獲得し、第2セットで1度ブレークを許すのみで、1時間36分で勝利を飾った。
先週のアトランタ大会の1回戦でも対戦しているスウィーティングとデウバーマンは、その時はデウバーマンに軍配が上がっていた。しかしこの日は、世界ランク65位のスウィーティングが同62位のデウバーマンに、接戦となった第2セットのタイブレークを制して1時間52分で勝利。先週のリベンジを果たした形となって。
2回戦でルーは、第3シードのM・バグダティス(キプロス)と、スウィーティングは第8シードのI・クニツィン(ロシア)とF・ゴンサレス(チリ)の勝者とそれぞれ顔を合わせる。
また今大会のシングルスの予選には予選第1シードで伊藤竜馬(日本)と同第4シードで杉田祐一(日本)が出場したが、いずれも予選2回戦で敗退している。
今大会、上位4シード選手は1回戦が免除されているため、2回戦からの登場となっている。第1シードにM・フィッシュ(アメリカ)、第2シードがJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)、第3シードにバグダティス、第4シードにT・ベルッチ(ブラジル)と続いている。
今大会の優勝賞金は11万3000ドル。
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.