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女子テニスツアーのハンソル韓国オープン（韓国/ソウル、賞金総額２２万ドル、ハード）は月曜日に開幕、大会初日にシングルス１回戦４試合を行い、第５シードのＡ・クレイバノワ（ロシア）がＫ・チャン（台湾）を6-2, 6-3のストレートで退け、順当に２回戦進出を果たした。

この日、世界ランク２８位のクレイバノワは同８７位のチャンに３度のブレークを許すも、６回もチャンのサービスゲームでブレークに成功し、１時間２１分の快勝で昨年に続いての２回戦進出を決めた。

昨年の今大会も第５シードで出場していたクレイバノワは、昨年の２回戦では優勝したクルム伊達公子（日本）に敗れていた。その試合では6-4, 5-3とリードを奪ったところでマッチポイントを握りながらも、6-4, 6-7 (4-7), 3-6の逆転負けであった。今年は２回戦でＹ・チャン（台湾）を6-4, 7-5で倒したＫ・ペルバク（ロシア）と対戦する。

その他の試合では、Ｅ・バルタチャ（英国）が主催者推薦のキム・ソジュンを6-3, 6-4で、Ｅ・マカロバ（ロシア）がＩ・ベネソバ（チェコ共和国）を6-2, 3-6, 7-5で下し２回戦進出を決めた。バルタチャは第８シードのＡ・サバイ（ハンガリー）とＰ・エルコグ（スロベニア）の勝者と、マカロバは第４シードのＭＪ・マルチネス=サンチェス（スペイン）と予選勝者の謝淑薇（台湾）の勝者とそれぞれ２回戦を行う。

今大会の上位シードは、第１シードが世界ランク１９位のＮ・ペトロワ（ロシア）、第２シードが同２０位のＡ・パブリュチェンコワ（ロシア）、第３シードが同２４位のＭ・キリレンコ（ロシア）、第４シードが同２５位のマルチネス=サンチェスと、世界トップ２５位からのエントリー。

火曜日に行われる１回戦でペトロワは、先週の広州国際女子オープンでツアー初優勝を飾り月曜日発表の最新の世界ランクで５５位から４１位へと大きくジャンプしたＪ・グロス（オーストラリア）と対戦する。

なお、ディフェンディング・チャンピオンとして出場するクルム伊達は、火曜日のセンターコート第１試合に登場し、予選を勝ち上がった波形純理（日本）と１回戦を行う。波形は月曜日に行われた予選最終ラウンドでＭ・ペルティエ（カナダ）を6-3, 7-6 (7-4)で下していた。

そのクルム伊達はシングルスに先駆けて、この日行われたダブルスの１回戦に森田あゆみ（日本）とのペアーでＳ・ファーガソン（オーストラリア）／藤原里華（日本）組と対戦。7-6 (7-4), 6-4のストレートで下し、準々決勝へ駒を進めた。準決勝進出を懸けてウィンブルドンとＵＳオープンで優勝を飾った第１シードのＹ・シュウェドワ（カザフスタン）／Ｖ・キング（アメリカ）組とＪ・ルー／Ｙ・ジュ組の勝者と対戦する。

今大会の優勝賞金はシングルス３万７０００ドル、ダブルス１万１０００ドル。