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女子テニスツアーのAEGON国際オープン女子(イギリス/イーストボーン、賞金総額60万ドル、芝)は土曜日に決勝戦を行い、予選から勝ち上がったE・マカロバ(ロシア)がV・アザレンカ(ベラルーシ)を7-6 (7-5), 6-4のストレートで下し、見事、ツアー初優勝を飾った。マカロバは優勝賞金9万8500ドルを獲得した。
22歳のマカロバは今大会で、2002年のC・ルービン(アメリカ)以来のノーシードの優勝者となった。またマカロバは今大会で、予選から勝ち上がって優勝した初めての選手となった。
試合後、マカロバは「優勝したなんて信じられない。あともう1試合こなさなくては、と思っていた。試合が終わったなんて信じられない。」と驚きの表情を隠せなかった。
WTAツアーでは昨年、ワルシャワの大会でA・ドゥルゲグが予選を勝ち上がって優勝しており、マカロバはそれ以来となる予選勝者によるツアー優勝を果たした。
アザレンカは試合当初から調子が悪く、怪我を負っているようにみえた。しかし怪我の内容については明かされていない。
アザレンカは「私の問題だから、私自身にとどめておくわ。治療は必要だけど、大げさにはしたくない。大したことないわ。」と話している。
最近、調子を落としているアザレンカは第1セット、0-2とされた時点で落胆のあまりコートに膝まづいた。怪我のため、時には慎重な動きをみせたアザレンカだが、試合を通じて闘志は消えることがなかった。
アザレンカは第1セットの0-2からブレークポイントを握ると、2-4からもブレークポイントを握る。しかしようやくブレークに成功したのは3-5のときであった。
その後、5-5からの第11ゲームでマカロバは2本のブレークポイントを握られてしまう。しかしマカロバは何とかしのぐと、試合はタイブレークへ。
タイブレークはマカロバが5-5から2ポイント連続で奪い、第1セットを先取する。
第2セットに入ると、アザレンカが2-1とリードした時点でコーチを呼ぶ。この時点でアザレンカは今にも泣き出しそうな様子だった。コートに戻ったものの、リードを生かせずにマカロバにブレークされてしまうと、試合は2-2となる。
試合を通じて11本のブレークポイントのうち10本をしのいだマカロバは、3-2から4本のブレークポイントをしのぎ、4-3の時点でも2本をしのいで粘りをみせ、うれしいツアー初優勝を飾った。
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