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女子テニスツアーのジェネラーリ女子(オーストリア/リンツ、賞金総額22万ドル、ハード)は、15日にシングルス2回戦残り5試合が行われ、第1シードのF・ペネッタ(イタリア)がA・グローネフェルド(ドイツ)を6-3, 4-6, 6-2で下し8強入りを決め、ツアー最終戦への出場の可能性を残した。
世界ランク11位のペネッタは第1セットでは1度、第2セットでも2度のブレークをグローネフェルドに許すも、勝敗を決める第3セットでは2度のブレークポイントをしのぎ、逆にグローネフェルドから2度のブレークを奪い、1時間55分で勝利を物にした。
シーズン獲得ポイントの上位8選手に出場権が与えられるツアー最終戦の「ソニー・エリクソン・チャンピオンシップ」は残る1枚の切符をめぐる熾烈な争いが行われており、チャンピオン・レースで11位のペネッタは、今大会と来週開催のクレムリン・カップのいずれも優勝を果たすことが条件で、何とかその夢を繋いだ。準決勝進出をかけて、予選勝者のJ・ジョルジュ(ドイツ)を3-6, 6-2, 7-5の逆転で倒したI・オラル(ルーマニア)と準々決勝を行う。
第2シードのA・ラドワンスカ(ポーランド)もA・コルネ(フランス)を6-4, 7-5のストレートで退けベスト8進出を決めた。東レPPOではベスト4、チャイナ・オープンでは準優勝と、アジア・ツアーで好成績を挙げたラドワンスカは、その勢いのままコルネを2時間5分で下し、3大会連続の8強入りを果たした。ラドワンスカも最終戦への出場の可能性を残している。準々決勝では第7シードのL・サファロバ(チェコ共和国)と対戦する。
サファロバは妹のU・ラドワンスカ(ポーランド)を6-4, 6-4で破ってのベスト8入り。この試合でラドワンスカが勝利すると、今季3度目の姉妹対決となったが、先月のベル・チャレンジで準優勝を飾ったサファロバがそれを阻み、準々決勝へ駒を進めた。
その他、第3シードのY・ウィックマイヤー(ベルギー)がA・ドゥルゲグ(ルーマニア)を2-6, 6-3, 6-1の逆転で勝利し、8強へ名を連ねた。第1セットではウィックマイヤーはドゥルゲグのサービスゲームで1ポイントしか奪えなかったが、第2セットでリズムを掴むと、USオープンでベスト4入りした好調さを発揮。逆に第2セットでは2度、第3セットでは4度のブレークを奪い、第8シードのS・エラーニ(イタリア)との準々決勝へ進んだ。
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
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