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男子テニスツアーのAEGON選手権(イギリス/ロンドン、賞金総額75万ユーロ、芝)は水曜日、シングルス2回戦が行われ、第1シードのA・マレー(英国)がA・セッピ(イタリア)を6-1, 6-4のストレートで下し、順当に3回戦へ駒を進めた。
地元からの熱い声援を受けたマレーは、第1セットは1-1からの第3ゲームでブレークに成功すると、続く4ゲームでわずか3ポイントしか失わず、第1セットをあっさり先取。第2セットは先にセッピがブレークするも、すぐにブレークバックに成功したマレーが試合の主導権を握り、わずか1時間弱で勝利を物にした。
「最高のかたちで試合をスタートさせることができた。リターンが良かったね。サーブは最高とは言えないできだったけど、コートでの動きやミスが少なかったことには満足している。」と、3年前の芝での対戦で負けていたマレーは、そのリベンジを果たした試合を振り返っていた。
3回戦では第16シードのG・ガルシア=ロペス(スペイン)と対戦する。ガルシア=ロペスはこの日、G・ミュラー(ルクセンブルグ)を7-6 (7-3), 6-3で下しての勝ち上がり。
元世界ランク1位で第15シードのL・ヒューイット(オーストラリア)もF・ジル(ポルトガル)に第1セットこそ奪われるも、3-6, 6-2, 6-2の逆転で退け3回戦進出を決めた。3回戦では、火曜日に2回戦突破を果たした第2シードのA・ロディック(アメリカ)と顔を合わせる。両者はこれまで、今大会で4度ずつの優勝経験を誇っている。
この日一番のシードダウンを演出したのはN・マウー(フランス)で、第5シードのM・チリッチ(クロアチア)を7-6 (7-1), 7-6 (7-4)の接戦で制して2回戦突破を果たした。「試合直前にラケットの1本が無くなってしまったんだ。何が起きたか全くわからないよ。おそらく選手が間違って持って行ってしまったんじゃないかな。探さなきゃね。あと4本ラケットは持っているから、とりあえず問題はないけど。」と、試合直前にとんだハプニングに遭遇してしまったことを明かした。
第11シードのP・H・マチュー(フランス)は、元王者のJ・C・フェレーロ(スペイン)に4-6, 4-6のストレートで敗れた。マウーはJ・ベネトー(フランス)を7-6 (9-7), 6-7 (4-7), 6-2の接戦で下した第9シードのI・カルロビッチ(クロアチア)と、フェレーロはラッキールーザーのR・デフェスト(南アフリカ)を7-6 (8-6), 7-6 (10-8)で倒したX・マリス(ベルギー)と3回戦を行う。デフェストは第7シードのM・サフィン(ロシア)が腰痛のため試合直前で棄権を申し入れての本戦入りだったが、その幸運を生かせなかった。
その他、第3シードのG・シモン(フランス)はG・ディミトロフ(ブルガリア)を7-6 (9-7), 7-6 (7-5)で、第14シードのM・ヨージニ(ロシア)はM・バグダティス(キプロス)を6-4, 7-6 (7-3)のストレートで下し、順当に3回戦へ進んだ。両者は3回戦で対戦する。
残る試合では、S・ダルシス(ベルギー)がA・マルティン(スペイン)を6-2, 6-4と62分の快勝で3回戦進出を決め、ベスト8一番乗りとなった。3回戦では第4シードのG・モンフィス(フランス)と対戦するはずだったダルシスだが、この日モンフィスが手首の怪我で試合を続けることが不可能となったため、不戦勝での準々決勝進出となった。
今大会の優勝賞金は8万4300ユーロ。
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