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男子テニスツアーのスイス・インドア（バーゼル/スイス、賞金総額８９万１０００ユーロ、ハード）は２２日、シングルス１回戦残り４試合が行われ、第４シードのＪ・ブレーク（アメリカ）がＮ・キーファー（ドイツ）を3-6, 6-3, 6-4の逆転で退け、順当に２回戦へ駒を進めた。

世界ランク１１位で２８歳のブレークは、今年最後のグランドスラムであるＵＳオープンの３回戦で敗退した後、６週間に渡り疲労を理由に休養していた。先週のマドリッドのマスターズ・シリーズで復帰を果たしたが、準優勝したＧ・シモン（フランス）の前に初戦で姿を消していた。昨年８月以来優勝から遠ざかっているブレークは、自身１１回目の優勝へ向けて、Ｏ・エルナンデス（スペイン）と２回戦で対戦する。

この他の１回戦では、Ｊ・ニエミネン（フィンランド）がＥ・シュワンク（アルゼンチン）を6-2, 6-4で、予選を勝ち上がったＫ・フリーゲン（ベルギー）が、主催者推薦のＰ・ペッツシュナー（ドイツ）を6-2, 6-3で、Ｍ・グラノジェルス（スペイン）がＭ・バグダティス（キプロス）を6-2, 4-6, 6-2でそれぞれ下し、２回戦進出を決めた。ニエミネンは第１シードのＲ・フェデラー（スイス）と、フリーゲンは第２シードのＤ・ナルバンディアン（アルゼンチン）と、グラノジェルスはＳ・ボレッリ（イタリア）と２回戦で対戦する。

なおこの日は、シングルス２回戦３試合も行われ、第６シードのＩ・アンドレエフ（ロシア）が、Ｐ・コールシュライバー（ドイツ）を7-6 (8-6), 6-7 (0-7), 7-5と、２時間半を越える接戦を制してベスト８入りを決めた。アンドレエフは第３シードのＪ・Ｍ・デル=ポトロ（アルゼンチン）と主催者推薦のＳ・ボーリ（スイス）の勝者と準々決勝を行う。

また第８シードのＭ・フィッシュ（アメリカ）は、Ｆ・ロペス（スペイン）に6-7 (9-11), 4-6で敗れる波乱に見舞われた。その他、Ｂ・ベッカー（ドイツ）がＡ・ベック（ドイツ）を3-6, 6-3, 6-4と逆転で下し８強入りを果たした。ロペスはブレークとエルナンデスの勝者と、ベッカーはフリーゲンとナルバンディアンの勝者と準々決勝で顔を合わせる。

今大会の優勝賞金は１４万５２００ユーロ。