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(スペイン、マドリッド)
ムチュア・マドリレーニャ・マスターズ・マドリッド(賞金総額300万ドル)は16日、シングルス1、2回戦を行い、世界ランク1位でトップシードのR・フェデラー(スイス)が登場、予選を勝ち上がったR・ジネプリ(アメリカ)を7-6(7-2), 6-4のストレートで下して3回戦進出を決めた。
上位16シード選手が1回戦を免除されているため、フェデラーはグランドスラム12回目の優勝を飾ったUSオープン以来、5週間ぶりのツアーでの試合となっていたが、順当に勝利した。昨年同大会は決勝でF・ゴンサレス(チリ)を下して優勝しており、今年は2連覇がかかっている。また今季7個目、キャリア通算52個目のタイトルを狙っている。
その他の2回戦では、第11シードのT・ハース(ドイツ)がJ・モナコ(アルゼンチン)に4-6, 5-7で敗れた。これでモナコは先週のストックホルム大会の準々決勝で敗れた際のリベンジした形となった。
第15シードのJ・I・チェラ(アルゼンチン)もA・マレー(英国)に1-6, 3-6で敗れた。今年自己最高位の世界ランク8位にまで上り詰めたマレーだが、手首の怪我でツアー離脱を余儀なくされ、現在は17位まで落ちている。
この日行われた1回戦では、J・C・フェレーロ(スペイン)、D・ナルバンディアン(アルゼンチン)、N・アルマグロ(スペイン)、A・カイエリ(アルゼンチン)、N・キーファー(ドイツ)、I・カルロビッチ(クロアチア)、P・H・マチュー(フランス)らが2回戦に勝ち進んだ。
中でも、カルロビッチはM・サフィン(ロシア)との試合に6-3, 6-4で勝利したが、17本のサービスエースを叩き出し、今シーズン1052本目を達成。これは1991年からATPが正式なカウントを始めたサービスエースの本数で3番目の記録となる。
今大会の優勝賞金は48万ドル。
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