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(ドイツ、シュトゥットガルド)
ポルシェ・テニス・グランプリ(賞金総額65万ドル、ティア2、インドアハード)は日曜日に決勝を行い、第1シードのJ・エナン(ベルギー)がT・ゴロバン(フランス)を2-6, 6-2, 6-1の逆転で下し、見事今季8勝目、通算37勝目を獲得した。
決勝では、好調のゴロバンが第1セットでエナンのサービスを2度ブレークすると、最後は2本のサービスエースを放ち同セットを先取、エナンの失セット0の記録に終止符を打った。
世界ランク1位のエナンは決勝進出を決めた時点で15連勝を記録、また1セットも落としておらず、エナンがセットを奪われたのはウィンブルドンの準決勝でM・バルトリ(フランス)に敗れて以来のことだった。
しかし今季全仏オープンとUSオープンを制した女王エナンは、即座にプレーを立て直し、第2、3セットではゴロバンのサービスを3度ずつブレークしてセットを連取、見事逆転優勝をおさめた。今シーズンの戦績を54勝4敗としたエナンは、優勝賞金9万2,410ドルを獲得した。
一方準決勝で第2シードのS・クズネツォワ(ロシア)を下し、同大会2年連続の決勝進出を決めていた19歳のゴロバンは、惜しくもツアー3勝目を逃がした。これでゴロバンのエナンとの対戦成績は0勝3敗となった。
ゴロバンは昨年の決勝でN・ペトロワ(ロシア)に敗れて準優勝に甘んじており、2年連続の悔しい決勝敗退となった。
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