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（ドイツ、シュトゥットガルド）

月曜日に開幕したポルシェ・テニス・グランプリ（賞金総額６万５千ドル、ティア２）は、ランキング１位のＪ・エナン（ベルギー）始めトップ１０選手８人が出場する豪華な大会となった。

先月のＵＳオープンで自身７個目となるグランドスラム・タイトルを獲得したエナンを筆頭に、第２シードにＳ・クズネツォワ（ロシア）、第３シードがＪ・ヤンコビッチ（セルビア）、第４シードにＡ・チャクエタゼ（ロシア）がエントリーしており、この４人は１回戦が免除されて２回戦からの登場となる。

トップ５選手で欠場しているのはランキング４位のＭ・シャラポワ（ロシア）で、最近悩まされ続けている肩の怪我が完治しておらず、出場を見送っている。以下はシード順に、Ａ・イバノビッチ（セルビア）、Ｓ・ウィリアムズ（アメリカ）、昨年度覇者のＮ・ペトロワ（ロシア）、Ｄ・ハンチュコバ（スロバキア）と続く。

初日の月曜に行われた試合はシングルス１回戦２試合のみで、Ｔ・ゴロバン（フランス）がＭ・ミュラー（ドイツ）を6-1, 6-1で、Ｄ・サフィーナ（ロシア）がＫ・シュレボトニック（スロベニア）を5-7, 6-2, 6-4の逆転で下して２回戦進出を決めた。

地元の期待を背負うゴロバンは、昨年は決勝でペトロワに敗れて準優勝だったが、その時の借りは４月のアメリア・アイランドの決勝で6-2, 6-1の圧勝で返し、見事ツアー初優勝を飾っている。