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(イギリス、ロンドン)
ウィンブルドン前哨戦のアルトワ・チャンピオンシップ(賞金総額91万ドル、芝)は土曜日に準決勝2試合を行い、第2シードのA・ロディック(アメリカ)が第7シードのD・ツルスノフ(ロシア)を6-4, 7-5で下し、見事決勝進出を決めた。
準決勝は降雨で試合開始が3時間遅れた。しかし、ロディックには何の影響もなかったようで、各セットで1度ずつブレークし、ツルスノフをわずか71分で片付けた。ロディックは得意のサービスが好調で、ツルスノフのラケットをしばしば弾いた。ロディックは「今日はプレーがかなり安定していた。調子も上向きだ。リターンもよかったし、変なミスもなかったから嬉しいよ。」と話した。
これでロディックは今大会の戦績を22勝2敗とし、同大会過去5年間で4度目の優勝まで後1勝と迫った。今季初優勝をかけて、日曜日の決勝では今大会で台風の目になっているN・マウー(フランス)と顔を合わせる。
準々決勝で第1シードのR・ナダル(スペイン)を下す金星を挙げたマウーは、この日の準決勝では第14シードのA・クレマン(フランス)を6-3, 7-6(7-4)で下した。
マウーは「今大会の前の時点では、準々決勝まで進めればいいなと思っていたけど、今は決勝を目前に控えている。」と驚きを隠せない。「アンディ(ロディック)は、ツアーでは恐らくロジャー(フェデラー)の次に芝のコートが得意な選手。でも僕はナダルを倒しているから、決勝ではチャンスがあると思うよ。」
まだツアーでの優勝がないマウーは、「これまで勝ち進めたことはとても自信になっている。でも人は準優勝者ではなく優勝者を覚えているもの。決勝は絶対勝ちたいね。」と抱負を語った。
今大会の優勝賞金は10万7,500ドル。
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