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(アメリカ、ネバダ州ラスベガス)
テニス・チャンネル・オープンは、火曜日にラウンドロビン2日目の試合を行い、第2シードのL・ヒューイット(オーストラリア)、第3シードのM・サフィン(ロシア)、第7シードのT・ヘンマン(英国)らが順当に勝利したが、第1シードのJ・ブレーク(アメリカ)はまさかの敗戦を喫した。
昨年は決勝でブレークに敗れ、準優勝に終わっていたヒューイットは、V・スペーディア(アメリカ)に6-3, 6-3で勝ち、快調なスタートを切った。先週土曜日に26歳の誕生日を迎えたヒューイットは、2000年、2003年に続く同大会3勝目を狙う。
第3シードのサフィンは、S・クーベック(オーストリア)に7-5, 6-2でストレート勝ち。「今日は(風が強くて)自分のベストのテニスをするのが難しかった。こういうときは、出来るだけ冷静になって、攻撃のチャンスをうかがうんだ。」と語ったサフィンは、最大風速時速50メートルを越す強風の中、1度もブレイクポイントを握らせず、危なげない勝利をおさめた。
昨年覇者のブレークは、世界ランク99位のE・コロレフ(ロシア)に2-6, 4-6で敗退。「今日は良いプレーが出来なかったけど、そんなときもある。言い訳をするつもりは無いよ。本当にやりにくかった。試合を通して、ずっとしっくりこなかったんだ。」と語ったブレークは、実に34本の凡ミスを犯し、半ば自滅した格好。「全試合に勝つつもりでこのラウンドロビンの大会に臨んでいたんだ。今は計算して、(決勝トーナメント入りに向けて)何をしなきゃいけないかはっきりさせないとね。」とコメント。ブレークは1敗を喫したものの、次の試合でJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)に失ゲーム数5以内で勝てば、決勝トーナメント入りのチャンスが残されている。
一方、トップ10選手との対戦成績を2勝4敗とした19歳のコロレフは、全てのブレイクピンチを防ぎ、第2セットではダブルフォールト無しという安定した戦いぶりだった。「今日はジェームズより良いボールが打てていたと思うよ。」とコメントした。
その他のシード勢では、第7シードのT・ヘンマンがN・マウー(フランス)に6-1, 6-2で圧勝した。「久しぶりの実戦なのに、堅実でサーブを落とさない戦いが出来たのには、自分でも正直驚いているよ。」とコメントしたヘンマンは、次の試合ではF・ロペス(スペイン)と対戦する。
その他の試合では、J・ヘルニチ(チェコ共和国)が第8シードのB・ベッカー(ドイツ)に6-3, 7-5で、P・カプデビル(チリ)がM・ロドラ(フランス)に6-2, 2-6, 6-1で、P・H・マチュー(フランス)がD・ウドンチョケに6-2, 6-3で、それぞれ勝利している。
今大会の賞金総額は41万6千ドルで、優勝賞金は6万1千850ドルとなっている。
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