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(スペイン)
昨今、スポーツ界にはドーピング検査の嵐が吹き荒れているが、テニス界も例外ではないようだ。現世界ランキング2位のR・ナダル(スペイン)が、選手に対するドーピング検査のあり方について、『まるで選手を犯罪者のように扱っている』と痛烈に批判した。
ナダルは「我々スポーツ選手は、ドーピング検査において、まるで犯罪者のような扱いを受けている。一方で、(選手に対するドーピング検査を取り決めた)上層部を対象にした検査のようなものは一切存在していないんだ。これはちょっと問題だよ。」と語り、現体制を厳しく批判した。
12月29日にインドに出発し、チェンナイ・オープンで来季初戦を迎える予定のナダルは、今年16回か17回あったドーピング検査のうち、最後の1回をスペインの自宅で受けたという。「僕は単なる1人の普通のスポーツマンに過ぎないのに、検査員たちは僕のことを少し大げさに語っているように思う。ドーピング検査自体に対しても協力的にしているのに。」
ナダルは今年の夏、ドラッグを服用したスペインの競輪選手同様に、ドーピングの調査を受けているとフランスの新聞に報じられ、激しい批判にさらされた。ナダルはドラッグの服用は一切無いと否定している。
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