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10月29日は男子テニスの世界ナンバーワン、ロジャー・フェデラー(スイス)にとって特別な日となった。生まれた地、バーゼルでの大会を初めて制し、2004年2月2日に世界ランキングで初めて1位になってから頂点をキープすること1000日目となった。
既に1968年のオープン化後初の3年連続優勝回数2けたを記しているフェデラーにとって、バーゼルの大会は今季11勝目、通算では歴代11位の44勝目となった。47勝を挙げ、グランドスラムを2度達成したロッド・レーバー(オーストラリア)、49勝のボリス・ベッカー(ドイツ)の名選手の勝利数に迫った。問題は追いつくか、ではない。いかに早く追い抜くかである、とAP通信は伝える。
30日の発表で世界1位も143週連続となった。157週のイワン・レンドル、160週のジミー・コナーズ(ともに米国)のトップ2人を来年早々に追い越すことは確実。「今、素晴らしい立場にいる」と状況を堪能している。
フェデラーにとって琴線に触れる日だった。少年時代、ボールボーイを務めた思い出の大会でチャンピオンに上り詰めた。ロイター通信によれば、「いつもプロになりたいと願っていた。けれどボールボーイ時代、いつかここで優勝するなんて夢にも思わなかった。生涯でもっとも美しい瞬間の一つだ」と感激に浸っていた。(共同)(了)
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