男子テニスのロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)は10月31日、シングルス準々決勝が行われ、第3シードのA・ズベレフ(ドイツ)が第11シードのD・メドベージェフを2-6, 6-3, 7-6 (7-5)の逆転で下し、2年連続4度目のベスト4進出を果たした。
>>【動画】コートに倒れ込み喜ぶズベレフ!宿敵メドベージェフ撃破し4強!<<
>>テニス365 運営メンバー募集中!<<
28歳で世界ランク3位のズベレフが同大会に出場するのは3年連続8度目。昨年大会では優勝を飾っている。
2連覇を狙う今大会は初戦の2回戦で世界ランク49位のC・カラベリ(アルゼンチン)、3回戦で第15シードのA・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)を下し8強入りした。
準々決勝は同世代の宿敵である29歳で世界ランク13位のメドベージェフとの顔合わせに。両者は過去21度顔を合わせておりメドベージェフから14勝7敗。直近ではメドベージェフが5連勝していた。
22度目の顔合わせとなった準々決勝の第1セット、ズベレフは相手からブレークを奪えずにいると、サービスゲームで2度のブレークを許し先行される。
それでも第2セット、ズベレフはファーストサービス時に80パーセントの確率でポイントを獲得し相手のブレークを1度に抑えると、リターンゲームでは2度のブレークに成功し、1セットオールに追いつく。
迎えたファイナルセット、両者1度ずつブレークを奪い合い迎えた第10ゲームでズベレフは2本のマッチポイントを握られたがこれを凌ぐと、最後はタイブレークを制し2時間30分の接戦を制した。
男子プロテニス協会のATPは試合後のズベレフのコメントを掲載している。
「一番満足しているのは、マッチポイントをセーブできたこと。そして、肝心な場面で勇敢さを保ち続け、自ら勝利を掴んだことだ」
「ダニール(メドベージェフ)は僕の弱点みたいな存在で、彼と対戦するのは好きじゃない。ここ数年、彼は僕の弱点を突いてきた相手だ。この勝利は本当に嬉しい」
勝利したズベレフは準決勝で第2シードのJ・シナー(イタリア)と対戦する。シナーは準々決勝で第5シードのB・シェルトン(アメリカ)を下しての勝ち上がり。
・錦織 圭 日本で大会出場へ【選手一覧】
・40歳ワウリンカ 現役続行の意思示す
・大坂 なおみ インタビュー切り上げ退場
・テニス体験レッスン受付中
・無料ドロー作成ツール
・世界ランキング


