柚木武「貴重な経験」仲介役は添田豪

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(左から)柚木武、ボパンナ
画像提供:tennis365.net

男子テニスの木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2025(日本/東京、ハード、ATP500)は24日、ダブルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している柚木武/R・ボパンナ(インド)組はC・ルード(ノルウェー)/J・トンプソン(オーストラリア)組を6-3, 6-4のストレートで下し初戦突破を果たした。また、柚木にとってはこれがツアー大会で初白星となった。試合後、柚木はボパンナとのペア結成の経緯について、添田豪が仲介役を担ってくれたと明かした。

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26歳でダブルス世界ランク112位の柚木が同大会に出場するのは、予選を含めると3年連続3度目。



今回、柚木がペアを組む45歳のボパンナは現在、ダブルス世界ランク61位となっているものの、これまでに全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)を含むツアー26勝を挙げ、昨年1月にはダブルスで史上最年長となる世界ランク1位に上り詰めた実力者だ。



両者は19日に行われた成都オープン(中国/成都、ハード、ATP250)で初めてペアを結成。しかし、1回戦でC・フランツェン(ドイツ)/ R・ハーセ(オランダ)組に3-6, 7-6 (7-2), [10-12]のフルセットの死闘の末に惜しくも敗れ初戦敗退となり、初陣を白星で飾ることはできなかった。



この日行われた1回戦の第1セット、柚木とボパンナは3度のブレークポイントを握られながらもキープを重ね、リターンゲームでは2度のブレークに成功。1時間7分で勝利を収め、準々決勝に駒を進めた。また、柚木にとってはこれがツアー大会で初白星となった。

試合後の会見で柚木は、ボパンナとのペア結成の経緯について、添田が仲介役を担ってくれたと明かした。さらに、「元世界ナンバーワンの選手と組ませてもらって、練習や試合の中でいろんなことを吸収できている」と語り、「小中学生の頃からテレビで見ていた選手と実際に組めることにずっと緊張していますが、本当にいろいろ教えてもらっていて貴重な経験になっています」と続けた。

一方のボパンナは柚木について「ネットでとても大きな存在感を出す選手」と明かし、「それを脅威に変えていくといった意味でも、アドバイスをすることができる思っている」とコメントした。

なお、柚木とボパンナは準々決勝で第3シードのM・ゴンザレス(アルゼンチン)/ A・モルテニ(アルゼンチン)組と対戦する。同ペアは1回戦でT・マハツ(チェコ)/ J・ピアース(オーストラリア)組を下しての勝ち上がり。

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(2025年9月24日18時05分)
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