望月慎太郎を警戒「誰にでも勝てる」

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ルード
画像提供:tennis365.net

男子テニスで世界ランク12位のC・ルード(ノルウェー)は23日に行われたイベント「YONEX DREAM NIGHT in 木下グループジャパンオープンテニス 2025」に参加。イベント後、ルードはtennis365.netの取材に応じた。

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同イベントにはルードの他に、世界ランク22位のT・マハツ(チェコ)、同26位のD・シャポバロフ(カナダ)、同29位のF・ティアフォー(アメリカ)、車いすテニスで世界ランク1位の小田凱人、元世界ランク1位の国枝慎吾が登場。イベントには多くのジュニア選手が集まり、選手に質問をしたり、写真を撮るなどし選手との時間を楽しんだ。

26歳のルードが同大会に出場するのは4年連続4度目。最高成績は2023年の2回戦進出となっている。

ルードは今大会の1回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場する世界ランク105位の望月慎太郎と対戦する。

イベントに参加したルードはtennis365.netのインタビューに答えた。

Q. 間もなくお子様が生まれ父になりますが、心境やモチベーションに変化はありますか?

赤ちゃんはまだ生まれていないけど、僕たちは準備を進めていて、人生のこの段階、そして次の章にとてもワクワクしている。

どんなふうになるかを思い描いている。もちろん、仕事でも人生でも自分の得意なこと、つまりテニスを続けていくし、その一方で良い父親でいられるように努力するつもりだ。

もちろんモチベーションも変わらない。将来生まれる娘のために、より良い人生を送れるように、そしてそれをさらなるモチベーションとして活かしていきたいと思っている。

娘が生まれた時に、自分がどう感じ、どんな反応をするのか楽しみ。すべてが順調に進むことを願っている。

Q. ジャパンOPでは過去1勝3敗とやや苦戦していますが、ジャパンOPの印象は?

全体的に見て素晴らしい大会だと思う。過去にここでプレーした選手たちも、僕自身も含めて、この大会が大好きだからまた戻ってきたい。

もちろん、僕はあまり多くの試合に勝てたわけではない。結果的にはあまり良い成績を残していないけど、毎回素晴らしい時間を過ごせている。

長距離の移動だったが、今回は体調も万全で準備万端で臨むので、良いプレーができることを願っている。

アジアで良い結果を出したいと思っている。シーズンを力強く終えられるよう、前向きに取り組んでいきたい。

Q. サンフランシスコで行われたレーバーカップから移動してきましたが、日本に着いたのはいつ?

今朝の午前4時半に到着した。フライトは順調だった。月曜日の午前1時半にサンフランシスコを出発した。アリーナからそのまま荷物をまとめて空港へ向かったよ。そして、4時半頃にここに到着した。

飛行機の中とここに来てから朝少し寝て、テニスコートに行って練習した。だから体調は良い。今夜もぐっすり眠れるだろう。

Q. 1回戦で対戦する望月の印象は?

厳しい試合になるだろう。彼は素晴らしい選手だ。数年前にはジュニアで世界ランク1位だったと思うし、過去には東京でフリッツに勝ったり良い試合をいくつかしていて、誰にでも勝てるということを証明している。

本当に厳しい試合になるから、準備が必要だ。彼とは練習も試合もしたことがないからよくは知らない。初めての対戦だしとても楽しみ。素晴らしいチャレンジになるだろう。試合で良いプレーができることを願っている。

Q. 日本では錦織圭が世界ランク4位までいき四大大会で準優勝した。ノルウェーでもあなたが世界ランク2位までいき四大大会で準優勝した。今のところ錦織やあなたレベルの選手は自国から出てきていないが、日本やノルウェーからこういった選手がコンスタントに出てくるために必要なことは何だと思いますか?

いい質問だね。僕は海外に住んだことはないけど、圭は13歳か14歳の頃からフロリダに住んでいた。

僕たちは2人とも自分の国と文化を愛していると思うけど、若い頃から旅をして、他の国の選手がどのようにプレーしているか、何をしているのかを見て、刺激を受ける機会を持つことが重要だと思う。

例えば、国際大会に出て自分より10人上手い選手がいたら、彼らのレベルに達するためにもっと一生懸命練習したくなる。

一方で、すべては母国から始まるとも思う。幼い頃からのモチベーション、そして母国で良い施設や良いコーチに恵まれることはもちろん本当に重要だ。

でも、日本出身でもノルウェー出身でも、今圧倒的な強さを誇っているスペインやイタリア出身でも、どこの出身でも境界や限界はないと思う。生まれた時はみんな同じなんだ。そこからの道のりがそれぞれ違う。

遠征をするのは確かに良いことだけど、やり過ぎも良くない。若い頃にあまり旅をしすぎると、疲れて飽きてしまうこともある。

だから、適度に遠征をして国外でいくつかのトーナメントに参加したり経験することが役立つと思う。

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(2025年9月23日20時44分)
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