準V上地結衣「勝ちたかった」

ゲッティイメージズ
(左から)ワンと上地結衣
画像提供:ゲッティイメージズ

テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は12日、車いす部門の女子シングルス決勝が行われ、第1シードの上地結衣は第4シードのワン・ズーイン(中国)に3-6, 3-6のストレートで敗れ準優勝となり、生涯ゴールデンスラム達成を逃した。表彰式で上地は「本当に勝ちたかった」と語った。

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31歳で世界ランク1位の上地が同大会に出場するのは5年連続9度目。最高成績は2022年の準優勝となっている。

今大会は1回戦で世界ランク6位のA・ベルナール(コロンビア)、準々決勝で同8位のL・デ グリーフ(オランダ)、準決勝で第3シードのリ・シャオフイ(中国)を下し決勝に駒を進めた。

決勝はこれまで8勝1敗と大きく勝ち越している26歳で世界ランク4位のワンとの顔合わせに。

迎えた決勝戦、上地はワンから4度のブレークを果たしたものの、ファーストサービス時のポイント獲得率が52パーセントに留まり相手に7度のブレークを許す。試合を通じて55本ものウィナーをワンに決められた上地は1時間38分で力尽きた。

上地は昨年のパリパラリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)で金メダルを獲得。今大会では、世界ランク5位のD・デフロート(オランダ)に次ぐ、女子シングルスで史上2人目となる四大大会とパラリンピックを全て制覇する「生涯ゴールデンスラム」達成を狙ったが、偉業はお預けとなった。

試合後の表彰式で上地は「少し受け入れることが難しいですが、今日はズーインを祝福したいと思います。あなは今日とても良いプレーをしていました。対戦していてとても大変でした」とワンを祝福。

続けて関係者に感謝を伝えた上地は「今日は本当に勝ちたかったですが、20年プレーを続けてきてまだ向上できることを嬉しく思います。次はこのタイトルを取りたいです」と語った。

一方、勝利したワンはこれが四大大会初優勝。また、アジア勢として同大会初制覇を成し遂げた。


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(2025年7月12日21時35分)
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