テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は日本時間3日(現地2日)、男子シングルス2回戦が行われ、予選勝者で世界ランク144位の望月慎太郎は第17シードのK・ハチャノフに6-1, 6-7 (7-9), 6-4, 3-6, 4-6のフルセットの死闘の末に惜しくも敗れ2回戦敗退となり、四大大会初の3回戦進出とはならなかった。
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22歳の望月が同大会の本戦に出場するのは2年ぶり2度目。本戦初出場となった2023年は初戦敗退となっていた。
その望月は今大会、予選3試合に勝利し本戦入りすると、1回戦で同じく予選勝者で世界ランク351位のG・ゼッピエリ(イタリア)を下し四大大会で初白星を挙げるとともに初戦突破を果たした。
29歳で世界ランク20位のハチャノフとの顔合わせとなった2回戦の第1セット、望月は第1ゲームでブレークポイントを握ると、バックハンドのスライスショットをアングルへ運ぶ技ありショットでいきなりブレークを果たす。さらに、望月は第3ゲームでもラリー戦からハチャノフのミスを誘いブレークに成功。第7ゲームでも望月がブレークを奪い、1ゲームしか落とさず先行する。
続く第2セット、望月は第1ゲームでいきなりブレークを許すも、相手のサービング・フォー・ザ・セットとなった第10ゲームでラリー戦を制しブレークバックに成功する。望月はその後の第11ゲームで2度目ブレークを許すも、第12ゲームで再びブレークバックを果たし勝負をタイブレークに持ち込む。
このタイブレークは接戦となったが、望月はハチャノフに3度目のセットポイントをものにされ1セットオールに追いつかれる。
それでも第3セット、望月は第1ゲームで深いリターンからポイントを獲得し先にブレークを果たすと、第5ゲームでもブレークに成功。第8ゲームで1度はブレークを返されたものの、望月は第10ゲームをキープしセットカウント2-1とする。
しかし第4セット、望月は両者1度ずつブレークを奪い合い迎えた第8ゲームで2度目のブレークを奪われ、試合はファイナルセットに突入する。
勝負のファイナルセット、望月は第1ゲームでいきなりブレークを許す苦しい展開となると、その後ブレークバックを果たせず、3時間半を超える死闘の末に力尽きた。
勝利したハチャノフは3回戦で世界ランク37位のN・ボルジェス(ポルトガル)と同151位のB・ハリス(イギリス)のどちらかと対戦する。
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