女子テニスのリベマ・オープン(オランダ/スヘルトーヘンボス、芝、WTA250)は14日、シングルス準決勝が行われ、第3シードのE・メルテンス(ベルギー)が第2シードのE・アレクサンドロワを2-6, 7-6 (9-7), 6-4の逆転で破り初の決勝進出を果たした。この試合でメルテンスは相手のマッチポイントを11本凌いだ。
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29歳で世界ランク25位のメルテンスが同大会に出場するのは2年連続7度目。最高成績は2016年のベスト8となっていた。
今大会は1回戦で世界ランク76位のV・トモワ(ブルガリア)、2回戦で同85位のM・サッカリ(ギリシャ)、準々決勝でラッキールーザーで本戦入りした同84位のユアン・ユエ(中国)を下し4強入りした。
30歳で世界ランク19位のアレクサンドロワとの顔合わせとなった準決勝の第1セット、メルテンスは2度のブレークを許し先行される。
続く第2セット、1ブレークダウンとなったメルテンスはゲームカウント3-5と追い込まれる。それでも第9ゲームでブレークバックを果たしたメルテンスは、第10ゲームで5度、第12ゲームでも5度のマッチポイントを凌ぎ勝負をタイブレークに持ち込む。このタイブレークでもさらに1度のマッチポイントを凌いだメルテンスは、1セットオールに追いつく。
迎えたファイナルセット、メルテンスは第7ゲームで先にブレークを許したが、第8ゲームから3ゲーム連取に成功し、2時間49分で逆転勝ちを収めた。
女子テニス協会のWTAは公式サイトに試合後のメルテンスのコメントを掲載している。
「(マッチポイントが)11本もあったなんてわからなかった。1、2本目の後は数え切れなかった。試合にとても集中していた。とにかく最後までやり通せるのが自分のいいところ」
「難しい試合だった。彼女(アレクサンドロワ)の出だしが本当に良かったと思う。6-2、5-3でリードされていたけど、私は集中力を保ち、持てる全てを出し切った。特に第3セットでは『よし、これはチャンスかもしれない』と感じていた。だから、このチャンスをものにできて本当に良かったと思っている」
勝利したメルテンスは決勝で予選勝者で世界ランク80位のE・ルセ(ルーマニア)と対戦する。ルセは準決勝で同123位のE・コチャレット(イタリア)を下しての勝ち上がり。
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