世界1位シナー「眠れない夜あった」

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全仏OPで準優勝となったシナー
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16日に開幕する男子テニスのテラ・ウォルトマンオープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)に第1シードとして出場する世界ランク1位のJ・シナー(イタリア)は14日、大会前の記者会見に登場し、準優勝となった全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)後の心境について語った。

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23歳のシナーは8日に行われた全仏オープン決勝で世界ランク2位のC・アルカラス(スペイン)と対戦。先に2セットを先取したシナーは、3本のチャンピオンシップポイントを握りながらも6-4, 7-6 (7-4), 4-6, 6-7 (3-7), 6-7 (2-10)の同大会の決勝史上最長となる5時間29分に及ぶ死闘の末に逆転で敗れ準優勝となった。

そのシナーは同大会から1週間の休養を経て、テラ・ウォルトマンオープンから芝コートシーズンに臨む。シナーが同大会に出場するのは3年連続3度目。昨年大会で優勝を飾っており、今大会では2連覇を狙う。

この日、大会前の記者会見に登場したシナーは全仏オープン後の心境を語った。

「全仏オープンの結果を嘆いたことはあった。将来どうなるかは分からない。これが一番大事なことではないと思うが、それでもネガティブなことは忘れて、ここ(ハレ)で何ができるかを考えようとしている」

「僕にとって、また大会に出場できることはポジティブなことだと思う。なぜなら、全ての試合が新たな始まりであり、コートで全力を尽くすには精神的に準備を整えていなければならないからだ。なのでハレに来られて本当に嬉しい。確かに、すでに何晩か眠れない夜もあったが、毎日良くなっていると感じる。家族と友人たちが僕を支えてくれている。それが僕にとって一番大切なこと。テニスは僕の人生において重要だが、家族と友人はもっと大切だ。それでも、あの試合のことはよく考えているよ」

全仏オープンでの敗戦から前に進むシナーは、テラ・ウォルトマンオープンの1回戦で予選勝者と対戦する。


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(2025年6月15日11時06分)
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