37歳2児の母、快進撃で4強

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マリア
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女子テニスのHSBC チャンピオンシップス(イギリス/ロンドン、芝、WTA500)は13日、シングルスの準々決勝が行われ、予選勝者で世界ランク86位のT・マリア(ドイツ)が第4シードのE・ルバキナ(カザフスタン)を6-4, 7-6 (7-4)のストレートで破りベスト4進出を果たした。

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37歳のマリアは2022年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で、2児の母としてベスト4に進出する活躍を見せた。

今大会は予選2試合を勝ち抜き本戦入りすると、1回戦で世界ランク30位のL・フェルナンデス(カナダ)、2回戦で第6シードのK・ムチョバ(チェコ)を破り準々決勝に駒を進めた。

一方、マリアが活躍した2022年のウィンブルドンの優勝者である25歳で世界ランク11位のルバキナは、2回戦で予選勝者で同164位のH・ワトソン(イギリス)を下しての勝ち上がり。

準々決勝の第1セット、マリアは第7ゲームでブレークに成功。サービスゲームでは、ファーストサービス時に86パーセントの高い確率でポイントを獲得し相手にブレークを与えず先行する。

第2セットは、両者2度ずつブレークを奪い合いタイブレークに突入する。このタイブレークでマリアは2度のミニブレークを果たし、1時間45分でベスト4進出を果たした。

女子テニス協会のWTAは公式サイトにマリアのコメントを掲載している。

「私はまだここにいる!そして、家族と一緒にこの夢を生きている。これは決して諦めず、常に前進し続けることの完璧な例だ」

「この芝は私にぴったり。スライスをしっかり受け止めてくれて、ボールの軌道も低く保ってくれる」

「ここは選手にとって難しいところ。私のようにプレーできる人はいないからね」

快進撃をみせているマリアは準決勝で、第2シードのM・キーズ(アメリカ)と対戦する。キーズは準々決勝で第5シードのD・シュナイデルを逆転で下しての勝ち上がり。


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(2025年6月14日18時35分)
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