アルカラス 熱戦制し全仏OP3回戦へ

テニスの全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム）は２８日、男子シングルス２回戦が行われ、第２シードのＣ・アルカラス（スペイン）が世界ランク５６位のＦ・マロジャン（ハンガリー）を6-1, 4-6, 6-1, 6-2で下し、５年連続５度目の３回戦進出を果たした。

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２２歳で世界ランク２位のアルカラスが同大会に出場するのは５年連続５度目。昨年は決勝でＡ・ズベレフ（ドイツ）を下し初優勝を飾った。２連覇を狙う今大会は１回戦で予選勝者で同３１０位のＧ・ゼッピエリ（イタリア）を下し２回戦に駒を進めた。

２５歳のマロジャンとの顔合わせとなった２回戦の第１セット、序盤から主導権を握ったアルカラスは３度のブレークを果たし先行する。

しかし第２セット、アルカラスは第１ゲームでフォアハンドをネットにかけこの試合初のブレークを許すと、その後ブレークバックを果たせず１セットオールに追いつかれる。

それでも第３セット、ギアを上げたアルカラスは第２ゲームと第６ゲームでブレークに成功しセットカウント2-1とすると、第４セットでは、１度のブレークは許したもの、自身は３度のブレークを奪い、２時間９分で熱戦を制した。

勝利したアルカラスは３回戦で第３１シードのＧ・ペリカー（フランス）と世界ランク６９位のＤ・ジュムホール（ボスニア）の勝者と対戦する。

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