男子テニスのロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATPマスターズ)は29日、第1シードで出場しているJ・シナー(イタリア)が棄権すると発表した。
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世界ランク1位のシナーは今季7つのタイトルを獲得し、今大会前に年間世界ランク1位の座を確定。ロレックス・パリ・マスターズのあとは11月10日から17日にかけて開催される最終戦Niito ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)に出場を予定している。
ロレックス・パリ・マスターズの公式SNSでシナーは「今大会の準備のために早くここに来たのですが、体調が悪くなってしまいました。現在はウイルスに感染していますが、数日で良くなるでしょう。しかし、体調的にはまだ試合に出る準備ができていません」とコメントを残した。
今大会第1シードの枠にはラッキールーザーとして世界ランク85位のA・カゾー(フランス)が入った。カゾーは初戦の2回戦で同19位のB・シェルトン(アメリカ)と予選勝者で同70位のC・ムーテ(フランス)のどちらかと対戦する。
ロレックス・パリ・マスターズの第2シードはC・アルカラス(スペイン)、第3シードはA・ズベレフ(ドイツ)、第4シードはD・メドベージェフ、第5シードはT・フリッツ(アメリカ)、第6シードはA・ルブレフ、第7シードはC・ルード(ノルウェー)、第8シードはG・ディミトロフ(ブルガリア)。上位8シードは1回戦免除で2回戦からの登場となる。
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