ナダル、ジョコ祝福しない理由

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ジョコビッチとナダル
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男子テニスで元世界ランク1位のR・ナダル(スペイン)は18日、母国スペインの番組「Movistar Plus+」に出演。今月行われた全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で2018年以来5年ぶり4度目の優勝を果たすと共に男女を通じて歴代最多タイとなるグランドスラム24勝目を飾ったN・ジョコビッチ(セルビア)にまだ祝福のメッセージを贈っていないことを明かした。

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37歳のナダルは今年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)2回戦で左股関節付近を痛めながらM・マクドナルド(アメリカ)と対戦し、ストレート負け。それ以降はツアー復帰が叶わず、今月18日にラファ・ナダル・アカデミーで開かれた会見で全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)の欠場と長期の休養に入ること、そして2024年シーズンでの現役引退を示唆。その後、6月2日の夜に左大腰筋の関節鏡手術を受けた。

そして今回、番組に登場したナダルは現在の目標について「全仏オープンや全豪オープンで優勝することではない。みんなが混乱しないように言っておくよ。現時点で、これら全てはとても遠いことなんだ」とコメント。

さらに全米オープンで優勝したジョコビッチに祝福のメッセージを贈っていないこと、その理由を明かした。

「実はまだジョコビッチにメッセージを送っていないよ。何か大きなものを勝ち取ったとき、選手自身が多くのメッセージに感謝するための時間を設けた方がいいことは経験上分かっている。僕は送るつもりだけど、まだ送っていないんだ」

「もちろん、C・アルカラス(スペイン)が優勝したときや優勝しそうなときにはメッセージを送っているよ。他の人たちは....。現在のツアーにあまり友達が残っていないんだ。僕は世代が違うからね。R・フェデラー(スイス)とはたまに話すよ」




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(2023年9月19日12時27分)
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