英国 絶体絶命から大逆転で8強

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(左から)エヴァンスとスクプスキ
画像提供:ゲッティイメージズ

男子国別対抗戦 デビスカップファイナルズのグループステージは17日に大会6日目を迎え、ヨーロッパの4都市で試合が行われた。イギリスのマンチェスターではイギリスとフランスが対戦し、1勝1敗で迎えたダブルスでD・エヴァンス(イギリス)/ N・スクプスキ(イギリス)組がN・マウー(フランス)/ E・ロジェ=ヴァセラン(フランス)組を1-6, 7-6 (7-4), 7-6 (8-6)の逆転で破り、イギリスはベスト8進出を果たした。

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16ヵ国が出場するグループステージでは4ヵ国ずつ4グループに分かれ対戦。グループの中で上位の成績をおさめた2ヵ国が11月21日に開幕するファイナル8のノックアウトステージに進出できる。

試合はすべて室内のハードコートで行われ、シングルス2試合とダブルス1試合で勝敗をつける。

第1戦でオーストラリアに2勝1敗で勝利したイギリスは、15日に行われた第2戦でスイスにも2勝1敗で勝利。この組ではオーストラリアがすでにグループステージ突破を決めており、第3戦で顔を合わせるイギリスとフランスの勝った方が8強入りすることとなっていた。

シングルス1試合目では世界ランク27位のエヴァンスが同44位のA・フィス(フランス)を3-6, 6-3, 6-4の逆転で破り、イギリスが1勝を挙げる。

しかし続くシングルス2試合目、同17位のC・ノリー(イギリス)が同36位のU・アンベール(フランス)に6-7 (5-7), 6-3, 5-7のフルセットで敗れ、1勝1敗となり勝負はダブルスに持ち込まれた。

迎えたダブルス、イギリスのエヴァンスとスクプスキは第1セットを1-6で落とし後がなくなる。それでもイギリスペアは第2セットをタイブレークで獲得し1セットオールに追いつく。

勝負のファイナルセット、両ペアキープを続け迎えた第10ゲーム。イギリスペアはサービスゲームで0-40と3本のマッチポイントを握られる絶体絶命のピンチに追い込まれるもこれを全てしのぎキープに成功する。第12ゲームでも1度のマッチポイントをしのいだイギリスペアはタイブレークの末に2時間48分で大逆転勝利。イギリスチームはベスト8進出を決めた。

同日にはグループステージの全ての日程が終了し、カナダ、イタリア、イギリス、オーストラリア、チェコ、セルビア、フィンランド、オランダの8ヵ国が準々決勝に進んだ。

一方でスペイン、アメリカ、クロアチア、スイス、フランスなどの強豪国はグループステージで姿を消した。




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(2023年9月18日12時22分)
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