テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は日本時間14日(現地13日)、男子シングルス決勝が行われ、第2シードのC・アルカラス(スペイン)は第1シードのJ・シナー(イタリア)に6-4, 4-6, 4-6, 4-6の逆転で敗れ準優勝となり、大会3連覇を逃した。表彰式でアルカラスはシナーを祝福した。
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22歳で世界ランク2位のアルカラスが同大会に出場するのは5年連続5度目。2023年と2024年に、いずれも決勝でN・ジョコビッチ(セルビア)を破り2連覇を達成している。
今大会は1回戦で世界ランク138位のF・フォニーニ(イタリア)、2回戦で予選勝者で同733位のO・ターベット(イギリス)、3回戦で同125位のJ・シュトルフ(ドイツ)、4回戦で第14シードのA・ルブレフ、準々決勝で同61位のC・ノリー(イギリス)、準決勝で第5シードのT・フリッツ(アメリカ)を下し決勝に駒を進めた。
23歳で世界ランク1位のシナーとの頂上決戦となった決勝の第1セット、アルカラスは第5ゲームでシナーの鋭いストロークに押し込まれ先にブレークを許したが、第8ゲームでリターンから相手のミスを誘いブレークバックを果たす。さらに、アルカラスは第10ゲームでセットポイントとなるブレークポイントを握ると、シナーの強打を片手で返球するスーパーショットでこれをものにし先行する。
しかし第2セット、第1ゲームでアルカラスはフォアハンドをミスし先にブレークを奪われると、その後ブレークバックを果たせず1セットオールに追いつかれる。
第3セット、アルカラスは終盤の第9ゲームでブレークポイントを握られると、最後はボレーを決められブレークを許す。直後の第10ゲームをキープされたアルカラスは、セットカウント1-2とされ後がなくなる。
そして第4セット、アルカラスは第3ゲームでリターンエースを決められ先にブレークを許すと、その後追いつくことができず力尽きた。
表彰式でアルカラスはライバルのシナーを祝福した。
「負けるのは辛い。決勝ならなおさらだ。でも、ヤニック(シナー)を祝福したい。君はこのトロフィーに値する」
「コート外では本当に良い関係を築けているし、コート上では素晴らしいライバル関係を築けていてとても嬉しい。この事実は毎日僕を成長させてくれる」
一方、勝利したシナーは同大会初優勝を飾るとともに、四大大会で4度目のタイトルを獲得した。
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