女子テニスのナショナル・バンク・オープン(カナダ/モントリオール、ハード、WTA1000)は日本時間8月1日(現地7月31日)、シングルス3回戦が行われ、世界ランク51位のJ・ブザス・マネイロ(スペイン)が予選勝者で同110位の伊藤あおいを4-6, 7-5, 6-3の激闘の末に逆転で下し、初出場でベスト16進出を果たした。試合後、ブザス・マネイロは伊藤について「本当に闘志のある選手」と語った。
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22歳のブザス・マネイロは初出場となった今大会、1回戦で予選勝者で世界ランク154位のL・キリコ(アメリカ)、2回戦で第26シードのA・クルーガー(アメリカ)を下して3回戦へ駒を進めた。
21歳の伊藤と初の顔合わせとなった3回戦の第1セット、ブザス・マネイロは2度のブレークを奪ったものの、自身は3度のブレークを許して先行される。それでも第2セットでは徐々にペースを掴んでいき、2度のブレークを果たしてセットカウントは1-1となる。
ファイナルセットに入ってもブザス・マネイロの勢いは衰えず、第1ゲームでいきなりブレークに成功。さらに、第9ゲームで再びブレークを奪って2時間14分の激闘を制した。
試合後のオンコートインタビューでブザス・マネイロは「本当に闘志のある選手」と伊藤を称賛した。
「彼女(伊藤)は素晴らしいプレーをしていた。本当に闘志のある選手。1ポイント1ポイントで戦わなきゃいけないと分かっていたので、全てのポイントに集中しようとしていた。彼女はこれまでにも素晴らしい試合に勝ってきているし、本当にすごい選手。だから私は集中して、毎ポイントで戦うことを心がけたわ」
勝利したブザス・マネイロは4回戦で世界ランク493位のズー・リン(中国)と対戦する。ズー・リンは3回戦で同64位のS・ラメンス(オランダ)を下しての勝ち上がり。
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