坂詰姫野、全日本初の決勝へ

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坂詰姫野
画像提供:tennis365.net

日本テニスの頂点を争う大会、大正製薬リポビタン 全日本テニス選手権97th(東京/有明、ハード)は大会7日目の28日、女子シングルス準決勝が行われ、第1シードの坂詰姫野(橋本総業ホールディングス)が第15シードの伊藤あおい(サリュートテニス専門学院)を6-2, 6-0のストレートで破り、初の決勝進出を果たした。

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同大会に5年連続5度目の出場となった坂詰は第6シードの西郷里奈(TEAM 自由が丘)を下し初の4強入り。一方、2年連続2度目の出場となる伊藤は第9シードの今西美晴(EMシステムズ)をフルセットで下して初のベスト4進出を果たした。

この試合、序盤から主導権を握った坂詰は第1セットを難なく先取すると第2セットでは1ゲームも取られることなく勝利。初戦となった2回戦から準決勝まで全てストレート勝ちをおさめた。

試合後の会見で坂詰は「今日も緊張した中で試合が始まったんですけど、リードされても落ち着いて最後までプレーができたので良かったと思います」と語った。

「(試合前に伊藤選手の)今年のSBC(ドリームテニスツアー)の映像を見てイメージを掴みました。スライスやドロップショットなどトリック系のプレーをする、バックが綺麗な選手だなと思いました。(実際に)プレーしてみても、イメージ通りでした」

「今日は意図的にコースチェンジをしなかったのと、(伊藤選手は)フォアでのスライスやエースがあまりなかったので、フォアに集める意識はしていました」

勝利した坂詰は決勝で第5シードの小堀桃子(橋本総業ホールディングス)と第8シードの佐藤南帆(慶應義塾大学)の勝者と対戦する。

次戦について坂詰は「明日も決勝戦ということで緊張したなかで試合に入ると思いますが、ここまで本当に良い形でプレーもできているので、自信を持って優勝を目指して勝ちに行きたいと思います」とコメントしている。


記者会見に臨む坂詰[画像:tennis365.net]




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(2022年10月28日12時02分)
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