日比野 逆転で全米予選決勝へ

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日比野菜緒 (全仏OP)
画像提供:ゲッティイメージズ

テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は25日、女子シングルス予選2回戦が行われ、世界ランク200位の日比野菜緒が第11シードで同103位のワン・チャン(中国)に3-6, 6-3, 6-1の逆転勝ちをおさめ、予選決勝へ駒を進めた。

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日比野は7月下旬に出場したライブスポーツ・プラハ・オープン(チェコ/プラハ、ハード、WTA250)でラッキールーザーで本戦入りすると、2回戦で昨年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)を制した第2シードのB・クレチコバ(チェコ)をフルセットで破って8強入を果たす。

次戦の準々決勝は疲労の影響から途中棄権をすると、翌週のオドラム・ブラウン・ バンクーバー・オープン(カナダ/ バンクーバー、ハード、WTA125)1回戦も途中棄権を余儀なくされていた。

全米オープンに9度目の出場の日比野は、これまで4度本戦に出場して最高成績は2017年の2回戦進出。ここ2年は本戦1回戦で敗退している。

3試合を勝ち抜くと本戦出場権が得られるこの予選。日比野とワンは2度目の対戦で、前回の対戦は2014年の久留米市ベストアメニティカップ国際女子テニス(福岡、賞金総額5万ドル、オムニ)の準決勝まで遡り、ワンがストレート勝ちをおさめている。

第1セット、日比野は計3度のブレークを許して先取されるも、第2セットに入ると試合の主導権を握って序盤から4ゲームを連取。2度ブレークを許すもサービングフォーザセットを決めて1セットオールとする。

迎えたファイナルセットは互いにブレークから始まると、第3ゲームから日比野が5ゲームを連取して1時間50分で勝利を掴んだ。

日比野は日本時間27日に行われる予選決勝で、第22シードで世界ランク126位のD・シュニーゲル(ウクライナ)とY・ウィックマイヤー(ベルギー)の勝者と対戦する。

同日に行われている女子シングルス予選2回戦には、日比野を含め日本勢4名が登場。第7シードで世界ランク94位の土居美咲は予選決勝進出を決めており、第26シードで同130位の内島萌夏が第4試合で2回戦に臨む。また同195位の本玉真唯は2回戦敗退を喫した。




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(2022年8月26日4時05分)
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