快勝キリオス「証明したかった」

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世界ランク40位のキリオス
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テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は30日、男子シングルス2回戦が行われ、世界ランク40位のN・キリオス(オーストラリア)が第26シードのF・クライノビッチ(セルビア)を6-2, 6-3, 6-1のストレートで破り、2年連続6度目の3回戦進出を果たした。試合後の会見では「あらゆる面でとてもいいプレーができた」と満足感を語った。

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1回戦ではフルセットの激闘をものにしたキリオスだが、この日は序盤からサービスを中心に試合を支配する。24本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに93パーセントの高い確率でポイントを獲得すると、クライノビッチに1度もブレークチャンスを与えず。

自身はリターンゲームで15度のブレークチャンスを創出すると、そのうち6度のブレークに成功するなど圧倒し、1時間25分で快勝した。

試合後の会見では「今日のパフォーマンスにはとても満足している。あらゆる面でとてもいいプレーができた。だから次からどんなプレーを見せられるのか、とても楽しみなんだ」と語った。

「肉体的にも精神的にも調子が良ければ良いパフォーマンスをするチャンスが増えるというのは、誰でも感じることだと思う。今日は最初からとてもいい感じだった。コートの後方からうまくリターンできたような気がする。最初からとても集中していたね。ただ、自分が本当にうまいということをみんなに証明したかっただけなんだ。僕は時々尊敬されていないような気がするんだ、わかるかな?」

キリオスは3回戦で第4シードのS・チチパス(ギリシャ)と対戦する。チチパスは2回戦で世界ランク76位のJ・トンプソン(オーストラリア)をストレートで下しての勝ち上がり。キリオスとチチパスは前哨戦のテラ・ウォルトマンオープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)でも顔を合わせており、そのときはキリオスが逆転勝ちをおさめている。

同日には第2シードのR・ナダル(スペイン)、第11シードのT・フリッツ(アメリカ)、第19シードのA・デ ミノー(オーストラリア)らが3回戦に駒を進めている。

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(2022年7月1日9時14分)
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