ベレッティーニ 全豪OP初8強へ

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8強入りを決めたベレッティーニ
画像提供:ゲッティイメージズ

テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は24日、男子シングルス4回戦が行われ、第7シードのM・ベレッティーニ(イタリア)が第19シードのP・カレノ=ブスタ(スペイン)を7-5,7-6 (7-4),6-4のストレートで破り、初のベスト8進出を果たした。

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この試合、第1セットから両者は一進一退のストローク戦を繰り広げるが、強烈なサービスを武器にするベレッティーニが徐々に押し込む展開となる。第1セットでは7本のエースを決めるなどブレークを1度も許さなかったベレッティーニが先行する。

第2セットは互いにブレークを与えないままタイブレークに突入。ここでもサービスで優位に立つベレッティーニが最後は振り切りセットカウント2-0と王手をかけた。ベレッティーニは第2セットだけで14本のエースを獲得。ファーストサービスが入ったときには87パーセントの高い確率でポイントを勝ち取るなどブレークチャンスすら与えなかった。

第3セットでもストロークの打ち合いから流れを渡さなかったベレッティーニは、互いにサービスゲームのキープをして迎えたゲームカウント5-4のリターンゲームで攻勢に。一時はカレノ=ブスタの40-0となるも、そこから4ポイントを連取しマッチポイントを握る。最後はラリー戦を制し2時間22分で勝利した。

また、ベレッティーニは昨年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で8強入りを果たして以降、ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で準優勝、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)でベスト8と四大大会で4大会連続8強以上を記録している。

準々決勝では第17シードのG・モンフィス(フランス)と対戦する。モンフィスは4回戦で世界ランク77位のM・キツマノビッチ(セルビア)をストレートで下しての勝ち上がり。

同日には第6シードのR・ナダル(スペイン)や第14シードのD・シャポバロフ(カナダ)が8強入りを決めた。

一方、敗れたカレノ=ブスタは全豪オープン初のベスト8進出とはならなかった。

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(2022年1月23日21時22分)
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