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コーチ本音「信じていたとは言えない」

(左から)フェレーロコーチとアルカラス
(左から)フェレーロコーチとアルカラス
画像提供: ゲッティイメージズ
テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は日本時間9日(現地8日)、男子シングルス決勝が行われ、第2シードのC・アルカラス(スペイン)が第1シードのJ・シナー(イタリア)を4-6, 6-7 (4-7), 6-4, 7-6 (7-3), 7-6 (10-2)の死闘の末に大逆転で破り、大会2連覇を成し遂げるとともに、四大大会で5度目のタイトルを獲得した。試合後の会見で、アルカラスのコーチを務めるJ・C・フェレーロ(スペイン)は「あの状況から立ち直れると信じていたとは言えないが、カルロス(アルカラス)なら何でもできる。そして彼はまたそれを成し遂げた。素晴らしい偉業だ」と語った。

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現在のテニス界を牽引する両者による頂上決戦は、同大会の決勝史上最長となる5時間29分に及ぶ死闘の末にアルカラスがシナーを2セットダウンから逆転で破り、オープン化以降では史上8人目となる大会2連覇を成し遂げるとともに、四大大会で5度目のタイトルを獲得した。

試合後の会見で、アルカラスのコーチを務める元世界ランク1位のフェレーロが試合を振り返った。フェレーロは逆転できると信じていたとは言えないと本音を語りながらも愛弟子の劇的な勝利に舌を巻いた。

「今日はより大変だった。2セットを落とした後、第3セットでは先にブレークされていた。椅子に座って、ヤニック(シナー)は1セットも落とさなかったのに自分は2セット落としている、巻き返すのは本当に難しいだろう、と考え始めたと思う」

「ただ、彼の強みは最後のボールが終わるまでずっと信じ続けることだと思う。そして、彼は何度も何度も挑戦した。第4セットで(ゲームカウント)3-5の0-40になった時も、彼は私を見て、『まだここにいるよ、バモス!』と言っているようだった。彼があの状況から立ち直れると信じていたとは言えないが、カルロス(アルカラス)なら何でもできる。そして彼はまたそれを成し遂げた。素晴らしい偉業だ」

「ヤニックとのこれまでの試合の経験は活かしていると思う。また、5セットマッチで彼を倒すには、4、5時間近くかかることも分かっていた。彼(アルカラス)にも言ったことの1つは、クレーコートではラリーにかける時間が少し長くなるので、より激しい戦いになるだろうということ。まさにその通りになった。僕たちは戦術的にも、精神的にも試合に向けて準備を整えようとする。しかし、もちろん3時間半も試合が続くと、試合は非常に肉体的な戦いになる可能性があると彼に話していた」

「最初から戦略はあった。試合中は、それがうまくいく時とそうでない時があると思う。ヤニックは常にベースライン近くにいて、彼を戻すのは非常に難しいからだ。しかし、カルロスは確かにトライした。第1セットでは多くのチャンスがあったと思うが、それを逃してしまった。少しエネルギーを逃してしまった。あの状況から立ち直るのは本当に大変だった。でも、今日彼はまた1つ経験を積んだと思う。きっと将来役に立つだろう」

「(難しい局面でなぜ力を発揮できるのかという質問に対して)答えるのは難しい。でも、もちろん彼はこういう場面でプレーするために生まれてきたんだと思う。こういう状況に陥るたびに、たとえ彼が若かった時でも、あの年齢で大きなチャンスが巡ってきた時でさえ、彼は常に全力でプレーした。こういう状況では、もちろん他の大会よりもはるかに重要だ」

「彼のプレースタイルは変わらないでほしいと思う。僕たちは、例えば第5セットのタイブレークのような状況に備えて、彼の心構えを整えるようにしている。彼は最初のポイントから全力でプレーした。常に非常に勇敢で、常にポイントを取ろうとアグレッシブだった」


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