男子テニスで元世界ランク4位の
錦織圭は16日、第一生命相娯園テニスコートで男女シングルスの優勝者には2025年の全仏オープンジュニア・本戦ワイルドカードが授与される「ローランギャロス・ジュニア・シリーズ by ルノー」のアジアシリーズのトーナメント・アンバサダーとして大会初日に登場した。
>>錦織圭 全仏OP思い出はジュニアV<<同大会には2025年の本大会出場時点で17歳以下の選手が出場する。トーナメント・アンバサダーには錦織が就任し、全仏オープンジュニアを目指す子どもたちのチャンスと経験の場をサポート。大会に出場するジュニア選手へのアドバイスも行う。
大会初日となった16日には会場に錦織が登場。錦織は囲み取材に応じ、出場選手たちの印象を語った。
「やっぱり上手い子も多くいましたし、外国人の子でこの子絶対100位は行くなっていう子もいました」
「女性の子もうまい子はいました。でも、もちろん13、14歳くらいだとちょっとまだわからない子もいたり、この子上手そうだけど、この後どうなるかなみたいな子もいたので、成長を見たいなとかそういうのは率直に思いました」
また、日本の選手のクレーコートへの適応についても語った。
「やっぱり日本のコートで育つと速いサーフェスが多いのでフラットの子が生まれやすいのはしょうがないと思います。コートを全部変えるわけにはいかないですが、できればクレーで練習したりしてほしいです」
「今回でも何人かは結構スピンで高いのを打てる選手も多いので、クレーがそこまで苦手そうだなとは思わないですけど、やっぱり経験を積むことが一番かなと思います」
【大会概要】
大会名:ローランギャロス・ジュニア・シリーズ by ルノー
日程:2024年10月16日(水)~10月20日(日)
会場:第一生命相娯園テニスコート(世田谷区給田1-1-1)
サーフェス:レッドクレーコート
ドロー:男女16ドロー
出場資格:2025年出場時点に17歳以下の選手
試合方式:10月16日~18日
4名1グループによるラウンドロビン戦を行う。
10月19日~20日
グループ1位の選手が決勝トーナメントへ進出。準決勝、決勝を戦う。
※男女優勝者は2025年全仏オープンジュニア大会の本戦ドローへの出場権が与えられる。
【会場について】
第一生命相娯園テニスコートは2022年に誕生した、FFT監修、JTAプロデュースの本格的赤土コート。クレーコートシーズンはナショナルチームもトレーニング拠点としている。毎年、全国小学生テニス選手権(全小テニス)も開催されている。
【大会開催の背景】
今大会がアジア地域で開催される理由は、プロのトップ選手の中でヨーロッパや北アメリカ出身選手は多く存在するが、それと比較してアジア出身選手が少ないのが現状となっている。プロテニスを束ねるATP、WTA及びITFにおいて、さらにアジアの選手を多く輩出したいという目的が、開催の背景にある。
【選手選考方法】
アジア出身でITFランキング上位6名(男女)が自動的にローランギャロス・ジュニア・シリーズ by ルノー東京大会の出場資格が得られる。
日本はホスト国枠として男女各4名の選手の枠が与えられる。カザフスタン及び中国の予選大会からは男女各4名の選手が東京大会の出場権を得られる。
残り4つのワイルドカードは錦織が男女1名ずつ、ATFが男女1名ずつを選び、ローランギャロス・ジュニア・シリーズ by ルノー東京大会が開催される。
【ディズニー】テニスパーカー■再入荷、発売中>
■関連ニュース
・錦織圭 引退ナダルに「寂しい」・伊藤 あおい 番狂わせ「なぜか勝てた」・ナダル 1250本のラケット 1度も壊さず■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング