テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は2日、女子シングルス1回戦が行われ、昨年女王で第6シードの
M・ボンドロウソワ(チェコ)は世界ランク83位の
J・ブザス・マネイロ(スペイン)に4-6, 2-6のストレートで敗れ、初戦敗退となった。なお、同大会で昨年女王が初戦で敗れるのはオープン化以降 史上2人目となった。
>>大坂 なおみvsナヴァッロ 1ポイント速報<<>>大坂 なおみ、シフィオンテクら ウィンブルドン組合せ<<25歳のボンドロウソワは昨年のウィンブルドンに世界ランク42位として出場すると、
V・クデルメトバや
D・ヴェキッチ(クロアチア)、
M・ブズコバ(チェコ)、
J・ペグラ(アメリカ)、
E・スイトリナ(ウクライナ)ら強敵を次々倒し決勝に進出。最後は
O・ジャバー(チュニジア)をストレートで下し四大大会初制覇を成し遂げた。
世界ランクもキャリアハイとなる6位をキープし迎えた今回の防衛戦だったが、先月20日のエコトランス レディース オープン(ドイツ/ベルリン、芝、WTA500)2回戦では芝に足をとられ転倒し負傷。大事をとって途中棄権した。
ウィンブルドンが復帰戦となったボンドロウソワは第1セット、第1ゲームでブレークを許すも第4ゲームでブレークバックに成功。しかし、第7ゲームで2度目のブレークを奪われ先行される。
続く第2セット、反撃に出たいボンドロウソワだがファーストサービスが入ったときのポイント獲得率が44パーセントに留まると3度のブレークを許す。自身は1度しかブレークを返すことができず、1時間7分で力尽きた。
なお、1968年のオープン化以降のウィンブルドンで昨年女王が初戦敗退となるのは1994年の
S・グラフ(ドイツ)以来 史上2人目となった。
勝利したブザス・マネイロは2回戦で世界ランク57位の
A・ボグダン(ルーマニア)と同64位の
C・ブクサ(スペイン)のどちらかと対戦する。
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