男子テニスのロレックス・上海マスターズ(中国/上海、ハード、ATP1000)は8日、シングルス4回戦が行われ、第16シードの
D・メドベージェフが世界ランク36位の
L・ティエン(アメリカ)を7-6 (8-6), 6-7 (1-7), 6-4のフルセットの死闘の末に下し、2年連続3度目のベスト8進出を果たした。
>>【賞金】メドベージェフ 8強入りでいくら稼いだ?ドローも公開中!<<>>テニス365 運営メンバー募集中!<<29歳で世界ランク18位のメドベージェフが同大会に出場するのは3年連続6度目。2019年には優勝を飾っている。
今大会は初戦の2回戦で予選勝者で世界ランク91位の
D・スブルチナ(チェコ)、3回戦で第18シードの
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)を下し4回戦に駒を進めた。
4回戦は19歳のティエンとの顔合わせに。メドベージェフはティエンに対し、初対戦となった今年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)2回戦で敗れると、2度目の対戦となった前週のチャイナ・オープン(中国/北京、ハード、ATP500)準決勝ではファイナルセット途中で負傷により棄権を余儀なくされ2連敗を喫していた。
3度目の顔合わせとなったこの日の4回戦の第1セット、メドベージェフは第9ゲームで先にブレークに成功するも、直後の第10ゲームでブレークバックを許しそのままタイブレークへ。それでもこのタイブレークを接戦の末にものにしたメドベージェフが先行する。
しかし第2セット、両者2度ずつブレークを奪い合い再び迎えたタイブレークで、メドベージェフは1ポイントしか獲得できずにこれを落とし、1セットオールに追いつかれる。
それでもファイナルセット、メドベージェフはファーストサービス時に90パーセントの確率でポイントを獲得し相手に1度もブレークポイントを与えず、リターンゲームでは終盤の第9ゲームでブレークを奪い、2時間52分の死闘の末、ティエンに対して3度目の正直で白星を挙げた。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにメドベージェフのコメントを掲載している。
「彼(ティエン)は本当に試合の感覚が鋭い。今はすべてのボールを力強く打ち、素晴らしいサーブで試合をする選手がたくさんいる。彼にはそれがない。でも、サーブがなくても素晴らしいプレーができる。彼に勝ったけど、負けると思った。(前回の対戦時と同様に)また足がつってしまった。なんとか勝てて本当に嬉しい」
勝利したメドベージェフは準々決勝で第7シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)と対戦する。デ ミノーは4回戦で世界ランク51位の
N・ボルジェス(ポルトガル)を下しての勝ち上がり。
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