女子テニスで世界ランク101位の
P・バドサ(スペイン)が22日、女子テニス協会WTAの提供するポッドキャストに登場。世界ランク2位を記録した2022年4月から2年、背中の負傷に悩まされる現在の心境と今後について語った。
>>大坂 なおみ、日比野 菜緒、シフィオンテクらマドリッドOP組合せ<<>>シナー、アルカラス、西岡 良仁、ダニエル 太郎らマドリッドOP組合せ<<シングルスツアー3勝をあげ、2022年4月にキャリアハイとなる世界ランク2位を記録した26歳のバドサ。昨シーズンは背中の負傷により7月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)2回戦で途中棄権して以降は公式戦に出場できずにいた。
今シーズンは開幕戦のアデレード国際(オーストラリア/アデレード、ハード、WTA500)から出場し、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では3回戦進出も果たした。
しかし、1月末のタイ・オープン(タイ/ホアヒン、ハード、WTA250)では2回戦途中で腰の痛みで棄権し休養すると、2月のドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、WTA1000)、そして前週のポルシェ・テニス・グランプリ(ドイツ/シュトゥットガルト、室内クレー、WTA500)では脚の負傷と2大会で試合中に途中棄権するなど現在も負傷と縁を切れずにいる。
今年3月に行った検査の結果、医師たちはバドサに「複雑な状態だ」と明かしたという。
バドサはポッドキャスト内で「私が毎日戦っているのは、このスポーツへの愛だと思う。私は常に、世界最高の選手になること、トーナメントで優勝すること、ビッグプレーヤーと対戦することを目標にしてきた。だからまだここにいるの」とコメント。
「私にとって、あと3、4年プレーできることは素晴らしいこと」
「こんなに長くけがをするなんて思ってもみなかった。トップにいたのに、また落ちて、復帰しようとしている。強烈よね(笑)。3月のインディアンウェルズでは、医師からキャリアを続けるのは非常に難しいと言われたの。あと数年プレーしたいなら、治療を続けなければならないかもしれないって。『あと数年?』ってなったわ。私はまだ26歳。その宣告は私にとってとてもつらいことだったわ」
「今のところ、注射は効いている。痛みは常にあるし、それに耐えられない時もあるわ」
痛みとともにキャリアを続ける選択をしたバドサ。今後は23日に開幕するムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、WTA1000)に出場する。
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