女子テニスで世界ランク1位の
I・シフィオンテク(ポーランド)は2連覇中のポルシェ・テニス・グランプリ(ドイツ/シュトゥットガルト、レッドクレー、WTA500)初戦を前に会見に登場。大会への意気込みに加え、4月15日付WTA世界ランキングで世界1位通算在位記録を歴代単独9位となる99週としたことにも言及した。
>>西岡 良仁vsムナル 1ポイント速報<<>>ダニエル 太郎vsオコネル 1ポイント速報<<>>大坂 なおみ、日比野 菜緒らWTA250ルーアン組合せ<<22歳のシフィオンテクは今季、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は3回戦で敗れたものの、2月のカタール・トータルエナジー・オープン(カタール/ドーハ、ハード、WTA1000)では大会3連覇を達成。さらに先月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)では2年ぶりの優勝を飾りキャリア通算19個目のトロフィーを掲げた。
そして今回、初出場となった2022年、続く2023年と2連覇を果たしているポルシェ・テニス・グランプリの試合前会見に登場したシフィオンテク。女子テニス協会のWTAは同選手のコメントを掲載しており次のように語った。
「ここのサーフェスに戻ってこられてうれしいわ。ここが本当に気に入っているし、恋しかったから戻って来られてうれしい。私はこの大会が大好きよ。本当に素晴らしい思い出があるからね。今年もまた良い思い出を作りたいと思っているわ」
クレーコートへの移行については「本当に快適に感じている選手であっても数日は必要だと思う。昨年、私は怪我から復帰してきたところだった。地元ワルシャワではクレーコートで練習していた。今年は2022年に似ていると思う。なぜなら、当時はビリー・ジーン・キングカップにも出場していて、クレーコートでの練習はわずか2日間だった。正直に言うとこんな状況は2回目よ」と明かした。
続けて「2022年は素晴らしい経験だった。何も期待せずにプレーしたことを覚えている。でも今年は少し違う。皆さんがタイトルを守ることを思い出させてくれた。何があってもゆっくりと一歩ずつ取り組んでいくつもりよ」とした。
また、4月15日付WTA世界ランキングで世界1位通算在位記録を99週とし、98週を記録した
L・ダベンポート(アメリカ)を抜き歴代単独9位となったことについて次のように述べた。
「正直に言うと、これは実際に私が注目したくなる統計の1つよ。総合的に考えて世界1位通算在位記録で歴代トップ10に入るというのは、数年前には考えられなかったことだわ」
【世界ランク1位通算在位記録の歴代TOP10】
1.
S・グラフ(ドイツ) 377週
2.
M・ナブラチロワ(アメリカ) 332週
3.
S・ウィリアムズ(アメリカ) 319週
4.
C・エバート(アメリカ) 260週
5.
M・ヒンギス(スイス) 209週
6.
M・セレス(アメリカ) 178週
7.
A・バーティ(オーストラリア) 121週
8.
J・エナン(ベルギー) 117週
9. I・シフィオンテク 99週
10. L・ダベンポート 98週
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