男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は3月31日、シングルス決勝が行われ、第2シードの
J・シナー(イタリア)が第11シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)を6-3,6-1のストレートで破り、大会初優勝を果たすとともに、4月1日付の世界ランクで自己最高となる2位に浮上することが確実となった。
>>シナーvsディミトロフ、マイアミOP決勝 1ポイント速報<<>>シナー、ディミトロフらマイアミOP組合せ<<>>コリンズ、ルバキナらマイアミOP組合せ<<両者は過去3度顔を合わせており、対戦成績はシナーから2勝1敗。直近では昨年10月のチャイナ・オープン(中国/北京、ハード、ATP500)準々決勝で対戦しており、この時はシナーが6-4, 3-6, 6-2のフルセットで勝利した。
世界ランク3位で22歳のシナーが同大会に出場するのは4度目。最高成績は2021年と昨年の準優勝となっている。
今大会は初戦の2回戦で同148位のA・ババソリ(イタリア)、3回戦で第25シードの
T・フリークスポール(オランダ)、4回戦で同66位の
C・オコネル(オーストラリア)、準々決勝で同60位の
T・マハーチ(チェコ)、準決勝で第3シードの
D・メドベージェフを下し、2年連続で決勝に駒を進めた。
一方、同12位で32歳のディミトロフが同大会に出場するのは13度目。これまでの最高成績は4回戦進出だったものの、今大会では初戦の2回戦で同44位の
A・タビロ(チリ)、3回戦で同56位の
Y・ハンフマン(ドイツ)、4回戦で第8シードの
H・フルカチュ(ポーランド)を破り初の8強入り。
その後、準々決勝で第1シードの
C・アルカラス(スペイン)、準決勝で第4シードの
A・ズベレフ(ドイツ)を破り、同大会初の決勝進出を果たした。
決勝ではどちらが勝っても同大会初優勝となる。
なお、シナーは優勝すると世界ランク2位に、ディミトロフは優勝すると世界ランク7位に浮上する。
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