女子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)は30日にシングルス決勝が行われ、今季での現役引退を表明している世界ランク53位の
D・コリンズ(アメリカ)が第4シードの
E・ルバキナ(カザフスタン)を7-5, 6-3のストレートで破りツアー3度目の優勝を果たすとともに、WTA1000で初めてのタイトルを獲得した。また、コリンズは同大会史上最も低い世界ランキングでの優勝者となった。
>>【動画】今季引退のコリンズ、マイアミOP初優勝の瞬間<<>>コリンズ、ルバキナらマイアミOP組合せ<<>>シナー、ディミトロフらマイアミOP組合せ<<30歳で元世界ランク7位のコリンズは今年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)敗退後に2024年シーズンで現役を引退することを発表。
今大会は第30シードの
A・ポタポヴァ、第19シードの
S・シルステア(ルーマニア)、第23シードの
C・ガルシア(フランス)らを下し4強入りすると、準決勝では第14シードの
E・アレクサンドロワを6-3, 6-2のストレートで破り決勝進出を果たした。
昨年同大会で準優勝している同4位のルバキナとの顔合わせとなった決勝戦、コリンズはファーストサービス時に74パーセントの確率でポイントを獲得しルバキナのブレークを1度に抑えると、リターンゲームでは3度のブレークに成功し、2時間2分で自身最大のタイトルを獲得した。
世界ランク53位での同大会制覇は、2005年に当時同38位でトロフィーを掲げた
K・クレイステルス(ベルギー)を抜き、最も低い世界ランキングでの優勝となった。
一方、敗れたルバキナは2年連続の準優勝となった。
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