男子テニスのアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)は1日にシングルス準決勝が行われ、第6シードの
C・ルード(ノルウェー)が第2シードの
H・ルーネ(デンマーク)を3-6, 6-3, 6-4の逆転で破り、2週連続でツアー決勝進出を果たした。試合後、ルードは「ゴキブリのように」戦ったと語った。
>>デ ミノー、ルードらアカプルコ組合せ<<25歳で世界ランク11位のルードは前週のミフェル・テニス・オープン by テルセル・オッポ(メキシコ/ロスカボス、ハード、ATP250)で準優勝を飾り今大会に臨むと、1回戦で同34位の
C・ユーバンクス(アメリカ)、2回戦で同55位の
D・ラヨビッチ(セルビア)、準々決勝で同17位の
B・シェルトン(アメリカ)を下し4強入りした。
同7位のルーネとの顔合わせとなった準決勝、ルードは第1セットでルーネにファーストサービス時に92パーセントの確率でポイントを獲得されブレークポイントを握れず、サービスゲームでは第2ゲームでブレークを奪われ先行される。
それでも第2セット、ルードは相手にブレークを許さずキープを続けると、第4ゲームでフォアハンドを打ち込みブレークに成功し1セットオールに追いつく。
ファイナルセットは両者2度ずつブレークを奪い合う展開となるも、第9ゲームでブレークポイントを握ったルードがフォアハンドを逆クロスにコントロールし3度目のブレークを奪う。最後は第10ゲームをラブゲームでキープしたルードが2時間23分の熱戦を制し、2週連続のツアー決勝進出を果たした。
試合後のオンコートインタビューでルードは逆転勝利の要因を「ゴキブリのように、どこにも行かず、ただ忍び寄るだけだよ」とまさかの例えで答えてインタビュアーを笑わせた。
勝利したルードは決勝で第3シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)と対戦する。デ ミノーは準決勝で同50位の
J・ドレイパー(イギリス)が試合途中で棄権したため決勝に進んだ。
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