女子テニスで世界ランク747位の
大坂なおみは15日にX(旧ツイッター)を更新し、準々決勝で惜しくも敗れたカタール・トータルエナジー・オープン(カタール/ドーハ、ハード、WTA1000)について「ここでプレーするのは本当に楽しい」と振り返った。
>>【動画】プリスコバが大坂なおみ撃破!<<>>シフィオンテク、ルバキナらドーハ組合せ<<26歳の大坂は昨年7月に出産し、今シーズンの開幕とともにツアーに復帰。開幕戦となった1月のブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、WTA500)では初戦を突破するも2回戦で
Ka・プリスコバ(チェコ)に6-3, 6-7 (4-7), 4-6のフルセットで敗れた。その後の2大会はいずれも初戦で姿を消している。
復帰後4大会目となったカタール・トータルエナジー・オープンには、スペシャルランキング(出産や負傷などによる長期離脱選手の救済制度)46位を利用して出場し、1回戦で第15シードの
C・ガルシア(フランス)、2回戦で同67位の
P・マルティッチ(クロアチア)を撃破。3回戦では同37位の
L・ツレンコ(ウクライナ)が試合前に棄権したため不戦勝で8強入りした。
そして15日に行われた準々決勝では1月のブリスベン国際で敗れたプリスコバと顔を合わせた。元世界ランク1位対決となった準々決勝の第1セット、大坂は第2ゲームでブレークに成功するも直後の第3ゲーム、ストロークミスが重なりブレークバックを許す。その後は両者キープを続けタイブレークに突入。一進一退の展開となるもプリスコバに2度目のセットポイントをものにされ先行される。
続く第2セット、大坂は第1ゲームでブレークに成功するも第4ゲームでブレークバックを許す。終盤には第10ゲームで1度、第12ゲームで2度のマッチポイントをしのぐ粘りをみせた大坂だったが、最後はタイブレークの末に力尽きた。
試合後にSNSを更新した大坂は「ドーハは私がこれまで訪れた中で間違いなく最も美しい都市の1つです。ここでプレーするのは本当に楽しいですし、全てのサポートに感謝しています。また来年会いましょう」とつづった。
なお、勝利したプリスコバは準決勝で第1シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)と対戦する。シフィオンテクは準々決勝で世界ランク31位の
V・アザレンカを6-4, 6-0のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第3シードの
E・ルバキナ(カザフスタン)と世界ランク32位の
A・パブリュチェンコワが4強に駒を進めた。
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