男子テニスのASBクラシック(ニュージーランド/オークランド、ハード、ATP250)は10日、シングルス2回戦が行われ、第1シードの
B・シェルトン(アメリカ)が世界ランク65位の
F・マロジャン(ハンガリー)を6-3, 6-4のストレートで破り、今季初白星を飾ると共に初戦突破を果たした。
>>シェルトン、ダニエル 太郎らASBクラシックの組合せ<<>>ポールらアデレード国際の組合せ<<21歳のシェルトンは昨年1月のオーストラリアシーズンで初めて海外遠征を経験。世界ランクは100位前後でスタートしたが、ツアーを戦うなかで一気に頭角を現し、10月の木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス(日本/東京、ハード、ATP500)ではツアー初優勝を果たした。
しかし、新シーズン開幕戦となった前週のブリスベン国際(オーストラリア/メルボルン、ハード、ATP250)では初戦で敗れ、開幕戦を白星で飾ることができなかった。
そのシェルトンは2週連続でツアー大会に出場。今大会の上位4シードは1回戦免除のためこの日が初戦となった。第1セット、第1ゲームでブレークを許したシェルトンだが直後の第2ゲームでブレークバックに成功。16本のウイナーを決めるなどアグレッシブにプレーすると第6ゲームで2度目のブレークを奪い先行する。
続く第2セット、シェルトンは第5ゲームでブレークに成功。マロジャンに1度もブレークポイントを与えず。サービング・フォー・ザ・マッチとなった第10ゲームで40-0とすると最後はネット際のボレーを決め、1時間11分で勝利した。
勝利したシェルトンは準々決勝で世界ランク67位の
R・カルバレス バエナ(スペイン)と対戦する。カルバレス バエナは2回戦で第7シードの
S・オフナー(オーストリア)を7-5, 6-3のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第6シードの
A・フィス(フランス)、世界ランク57位の
D・アルトマイアー(ドイツ)、同74位の
ダニエル太郎、予選を勝ち上がった同79位の
A・ミュレール(フランス)、同じく予選勝者で同82位の
A・タビロ(チリ)が8強に駒を進めた。
■関連ニュース
・20歳シェルトン 全豪初出場で8強・世界96位シェルトン 初の海外へ・シェルトン 東京でツアー初V■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング