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望月慎太郎 ジャパンOPの勝因語る

望月慎太郎
望月慎太郎
画像提供: tennis365.net
男子テニスで世界ランク138位の望月慎太郎と同104位の綿貫陽介は昨年12月、アシックスのシューズ体験会に参加。体験会後、望月はtennis365.netの単独インタビューに答えた。

>>【動画】望月慎太郎と綿貫陽介の対談映像<<

同体験会ではアシックスの「SOLUTION SPEED FF 3」「SOLUTION SPEED FF 3 OC」「PRESTIGELYTE 5 OC」の3種類のシューズの体験が行われ、望月と綿貫も参加者と共にシューズを体験した。

20歳の望月は2023年4月に行われたチッタデーリャ・ディスフィーダ・オープン(イタリア/バルレッタ、クレー、ATPチャレンジャー)でチャレンジャー大会のシングルスで初優勝。

そして7月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)では予選3試合を勝ち抜きキャリア初の四大大会の本戦出場を経験した。

しかしその後、思うように白星を重ねることが出来なかった望月だったが、10月の木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス(日本/東京、ハード、ATP500)でT・M・エチェベリー(アルゼンチン)からツアー初白星を挙げると、2回戦では当時世界ランク10位のT・フリッツ(アメリカ)を破り8強入り。さらに準々決勝ではA・ポピリン(オーストラリア)にも勝利する快進撃をみせ、ツアー大会初の4強入りを成し遂げた。

この結果、11月6日付のATP世界ランキングではキャリア最高位の129位を記録。望月にとって2023年は大きな飛躍を遂げた1年となった。

12月の同体験会終了後、望月はtennis365.netの単独インタビューに答えた。

【望月慎太郎インタビュー】

Q.2023年を振り返っていかがでしたか。

「自分の中では長かったシーズンだと思います。2023年に入って大会が始まってから11月の終わりまでかなりの数の大会に出ました。ヨーロッパに長く滞在したりということもあったので、自分の中では新しいこともありました。その中で悔しい思いだったり、苦しい時間がありながら、何とか本当にやり切ったなという1年だったと思います」

Q.ベスト4進出を果たしたジャパンオープンについて、大会にはどのような気持ちで臨んだのでしょうか。

「そんなに考えすぎず、一つの試合に自分の全力を出して戦おうというふうに思って大会に臨みました。そんなに自信があったかと聞かれたらそうではないですが、1試合1試合やっていくにつれて自信もついていきましたし、その日その日で100%を出してやれたことが一番良かったと思います」

Q.エチェベリー選手、フリッツ選手、ポピリン選手に勝てた要因をどう分析していますか?

「そんなに細かく考えることはないですけど、本当に自分のやれることをやりました。本当に素晴らしい選手たちですし、勝つのはすごい大変だということはやる前からわかっていました。ただチャンスが全くないとは思っていなかったので、とにかくやれることをやって、少ないチャンスを取れたということが一番勝てた原因じゃないかなと思います」

Q.2023年は21歳以下の最終戦の出場権を惜しくも逃しました。同世代の選手たちに対する意識はありますか?

「ないと言ったらやっぱり嘘になりますけど、そこまで特別意識することでもないと思っています。もちろん(最終戦に)出たい気持ちもありましたし、それのためにオーストラリアも1週だけ行って、日本のチャレンジャーも出て、というスケジュールにしていたので、出れないことはもちろん悔しかったです。でもそれが結果なので、受け入れてまた来シーズン(2024年)から、自分よりまたさらに年下の選手たちも出てきていますし、そこは本当にすごい良いライバルになってくると思うので、僕も追いついて追い越せるような選手になっていきたいと思います」

Q.今日体験した「SOLUTION SPEED FF 3」の感想を教えてください。

「僕自身も履かせて頂いていますが、本当にとにかく軽い。前回のシューズも本当に軽かったんですけど、今回さらに軽くなっているっていうのは履いた瞬間からわかりました。アッパーの柔軟性もかなり高くて動きやすいんですけど、かかとの部分や足もしっかり支えられています」

「コートに入って動き始めてからは不安っていうのはなかったです。そこを今後、僕のプレースタイルはたくさん動いていかなきゃいけないので、その動きの中でサポートというか、すごくプラスになる部分が多いと思います」

なお、望月と綿貫は対談も行い、お互いのテニスの印象や、初めて会った時の第一印象、さらには日本人選手との対戦についてなど、それぞれの考えを語った。

>>【動画】望月慎太郎と綿貫陽介の対談映像<<

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(2024年1月13日20時21分)

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10月9日

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