女子テニス協会のWTA公式サイトは13日、2024年開幕から復帰する注目選手4名を紹介。目玉として最初に掲載されたのは4度の四大大会を制し、約1年3ヵ月ぶりにツアー復帰を果たす元世界ランク1位の
大坂なおみだ。
2019年と2021年の全豪オープン女王である大坂もブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、WTA500)で復帰を予定。2022年9月の東レ パン パシフィック オープンテニス(日本/東京、ハード、WTA500)を棄権して以降ツアーを離れており、今年7月に第一子となるシャイちゃんを出産した。
公式サイトには大坂のコメントが紹介されている。
「シャイのためにプレーしているような気がする。テニスの最初の章で、私はありのままの自分で、本能のままにプレーすることに成功した。これからはもっとテニスを理解できる人間になりたいと思う」
2人目はこちらも元世界ランク1位で過去3度の四大大会優勝経験のある
A・ケルバー(ドイツ)。ケルバーも出産を経てカムバックを果たす選手で、1月1日に開幕するASB クラシック(ニュージーランド/オークランド、ハード、WTA250)で復帰する。
3人目は2021年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で予選から10試合を勝ち抜き優勝した
E・ラドゥカヌ(イギリス)。今年4月にツアーを離脱すると、手首や足首の手術を行った。復帰はケルバーと同じくASB クラシックを予定している。
4人目は元世界ランク21位の
A・アニシモワ(アメリカ)。今年5月からメンタルヘルスの不調により無期限の活動休止を発表しており、約8ヵ月の休止を経て、ASB クラシックから復帰する予定だ。
WTAはさっそく来年のカムバック・プレーヤー・オブ・ザ・イヤーはこの4選手から現れるとつづっている。まずは1月のオーストラリアシーズンでこの4名がどのような結果を残すことができるか、注目したい。
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