男子テニスのエルステ・バンク・オープン(オーストリア/ウィーン、室内ハード、ATP500)は24日、シングルス1回戦が行われ、第4シードの
S・チチパス(ギリシャ)がワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク99位の
D・ティーム(オーストリア)を7-6 (7-5), 6-4のストレートで破り、初戦突破を果たした。
通算成績5勝5敗で迎えたこの試合、チチパスは10本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに81パーセントの高い確率でポイントを獲得。リターンゲームでは第2セットに1度だけブレークを奪うに留まったが、反撃を許さず1時間58分の接戦をものにした。
今季は3度目の対戦となった両者。ムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)2回戦とウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)1回戦に続き、チチパスの3連勝となった。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはチチパスのコメントが掲載されている。
「彼(ティーム)はいつもそうだけど、試合を難しくする。今年に入ってからの勝負はいつだってギリギリだし今回もそうだった。終盤は良いショットを打たないといけなかったし、試合中も並外れたラリーが続いた」
「フィジカルが必要な試合だったし、落ち着いてプレーしなければならなかった。特に第2セット、彼は大きくステップアップしてきたんだ」
2回戦でチチパスは予選から出場している世界ランク74位の
T・マハーチ(チェコ)と対戦する。マハーチは1回戦で同56位の
A・ブキッチ(オーストラリア)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第3シードの
A・ルブレフ、第6シードの
T・ポール(アメリカ)、第7シードの
F・ティアフォー(アメリカ)らが初戦を突破した。
■関連ニュース
・大坂 なおみらの全豪OP参戦を明言・大坂コーチの再就任「倫理に反する」・“ボールの重さ”に意見「悪化の一途」■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング