男子テニスのロレックス・上海・マスターズ(中国/上海、ハード、ATPマスターズ)は7日、シングルス2回戦が行われ、第6シードの
J・シナー(イタリア)が世界ランク80位の
M・ギロン(アメリカ)を7-6 (9-7), 6-2のストレートで破り、3回戦進出を果たした。また、この勝利により11月の最終戦 Nitto ATPファイナルズ (イタリア/トリノ、室内ハード)への出場権を手にした。
>>アルカラス、メドベージェフら上海MS組合せ<<世界ランク4位で22歳のシナー。2021年のNitto ATPファイナルズでは
M・ベレッティーニ(イタリア)の棄権により補欠として待機していたシナーが初出場となったが、今年は自身の手でポイントを獲得しストレートインの権利を手に入れた。
この日はギロン相手に4本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに79パーセントの確率でポイントを獲得。2度のブレークを許したものの、自身はそれを上回る4度のブレークを奪い1時間45分で勝利した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはシナーのコメントが掲載されている。
「試合前から(この試合で勝利すれば出場権を獲得できることは)わかっていたから、ここで達成したかったんだ。とてもうれしい。今シーズンの最大の目標だったし、トリノでホームの観衆の前で正式にプレーできるのはとてもうれしいよ。とても意味のあることだ。2年前、マッテオ(ベレッティーニ)がけがをしたから何試合かそこでプレーするチャンスがあったんだ。でも、公式に8強に入ったというのは、ちょっと違う感覚だ。この快挙はとてもうれしいし、本当に楽しみだよ」
Nitto ATPファイナルズは1シーズンの獲得ポイント上位8選手が出場できるシーズン最後の大会。今季はシナーのほかに
C・アルカラス(スペイン)、
N・ジョコビッチ(セルビア)、
D・メドベージェフの3選手が出場を決めている。
3回戦では第25シードの
S・バエス(アルゼンチン)と対戦する。バエスは2回戦で予選勝者で世界ランク273位のD・スウィーニー(オーストラリア)をストレートで下しての勝ちあがり。
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