女子テニスのチャイナ・オープン(中国/北京、ハード、WTA1000)は4日、シングルス3回戦が行われ、第2シードで世界ランク2位の
I・シフィオンテク(ポーランド)が世界ランク25位の
M・リネッタ(ポーランド)を6-1, 6-1のストレートで破り、ベスト8進出を果たした。試合後の会見では自身の世界ランクについて「無理をしないほうがいいこともある」と考えを改めたと語った。
>>西岡、綿貫ら上海MS組合せ<<>>錦織・マレーら参戦【ジャパンOP出場選手】<<前週の東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント 2023(日本/東京、ハード、WTA500)では初戦で
本玉真唯を下したものの、準々決勝で
V・クデルメトバに屈し敗退していたシフィオンテク。今大会は1回戦でS・ソリベス トルモ、2回戦で
V・グラシェバ(フランス)をいずれもストレートで破り16強入りした。
3回戦、シフィオンテクはファーストサービスが入ったときに84パーセントの高い確率でポイントを獲得すると、リネッタに1度もブレークチャンスを与えることなく完勝。リターンゲームでは5度のブレークに成功し1時間5分で8強入りした。
試合後の会見でシフィオンテクは全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)後に世界ランク1位から陥落したことに言及。自身でも悩んだ部分があったと告白した。
「全米オープンの前までは、世界1位で1年を終えるために、すべての大会に出場して戦い続けたいかどうかで迷っていたの。でも、全米オープンの後、もっと大事なことがあることに気づいた。無理をしないほうがいいこともあるって」
「自分の態度も少し変わった。正直なところ、一方では、自分を無理やり止めなければならなかった。もう一方では、このままではいけないという気持ちもあった。私は長い間1番を獲ってきた。再編成し、より良くなるために少し時間を割いてもいいと思う。目標をあきらめることは、時として正しい道ではない。東京、北京、WTAファイナルズのみでプレーすることを選択したことをうれしく思っている。WTAファイナルズがもっと早く開催されれば、もっと長いオフがあってプレシーズンを過ごすことができるから、もっと簡単だと思うけどね」
チャイナ・オープン終了後は29日に開幕する最終戦 WTAファイナルズ・カンクン(メキシコ/カンクン、ハード)のみの出場予定であると明かしたシフィオンテクは、準々決勝で第9シードの
C・ガルシア(フランス)と世界ランク28位の
A・カリーニナ(ウクライナ)のどちらかと対戦する。
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